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2009/06/16

二人絵・コミュニケーション絵画を描く

今回、初めて子供たちに二人で描く、「二人絵」を描かせた。

始めにAちゃんもBちゃんも一つのマジックを持って線を描いていく。その線が交差してできる陣地(子供に分かりやすくそう教えた)を≪面≫というと伝えた。そして、3分ほどしてその線だけの絵を二人が交換して、できた面を塗る。つまりAちゃんが描いた線だけの絵をBちゃんが塗る。そしてBちゃんが描いた線だけの絵をAちゃんが塗る。

今まではこれと同じやり方で線も面も一人の子、Aちゃんだけで描いていた。今回は交換することで自分が描くのとはと違う構図になるので、子どもたちは少し緊張し、たくさん期待して、いつもと違うことに動揺して描き始めた。どの子もいつもの倍ぐらい楽しんで描いていた。不思議なことに大倉山より希望が丘の方が絵画的には美を感じるものが制作できたように感じた。それは私がこの≪二人絵≫を指導して二日目ということもあるかもしれないし、希望が丘のほうが長いこと通っている子が多いのと、少人数なので結束力があるかもしれない。そして子供たちは二人で描くことによる言葉や文字ではない絵によるコミュニケーションを楽しんだと思う。きっと心の中に友達から受取った線画を大切にしてきれいに表現しようとしたのだとも思う。

Hutarieharuki

HutariekentaHutariekentarouHutariemizuki_2左からハルキ、ケンタ、ケンタロウ、ミズキ。(大倉山教室)

Hutarierisa_2

Hutariekanon

Hutariekanon_2

Hutarieayano_2

左からリサのみ(大倉山)、カノン1、カノン2、アヤノ(希望が丘)

Hutariemomoko

Hutariereika

Hutarieshouki

Hutarieyui_2

左からモモコ、レイカ、ショウキ、ユイ(希望が丘)。

予想通りこれは画期的なことだと思う。これからは学校の授業にも≪二人絵≫として図画の授業に取り入れられる日があるのではないだろうか。もしかすると道徳の授業に取り入れられると良いかもしれない。子供たちが口から出す言葉でもなく、字を書いて文にするのでもなくて、絵でワイワイ仲よく、これはロボットみたいだねとか、お魚みたいね、とか笑いながらコミュニケーションがとれるならばとてもいい。でもその中に、友達を苦しめようとする気持も入り込む余地はあるかもしれないが。

12枚の作品の真ん中の2枚は希望が丘のカノンちゃんの作品だがカノンちゃんのママは福山雅治のファンでよくコンサートに行っている。カノンちゃんも一緒に行く時もあるそうだ。そのせいとは言えないが、何気に作品にセンスがある。そう言えばこの間の日曜日に、TOKYO FMのSUZUKI Talking FM では福山雅治さんがコンサートに来る親子のファンの方は入場料が大変で、申し訳ないとも有り難いともと言っていた。でもママが好きな音楽を聴きに行くのもいいし、そのママの張り切りぶりを見る子がいるのもいいと思う。パパはちょっと大変かな? このカノンちゃんの絵はCDのジャケットに使われないかなー。(ふふふ、さすが先生おばさん発言でした。)

こうしてこの≪二人絵≫は大変良い成果をもたらしました。相変わらず、私の児童美術への新しいチャレンジは学術的裏付けがないので迫力に乏しいが、長年培ってきた勘の冴はあるのでいつか、日の目を見ることもあるでしょう。どちらにしても日本や世界の子供たちが絵を通じて楽しいことができるといいなあと思っているKEICOCO先生なのです。大きいこと言いすぎですね。まあ少なくとも、大倉山と八ツ橋幼稚園の両教室の子供たちが楽しい絵が描けるといいなあと思っているのです!

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コメント

これから、子供の一人の個性を引き出すだけなく、仲良く共同作業として、絵を描くことをさせてみようかと、考えています。tamayanさんから、大人からの反応があってKeicoco、とてもうれしいです。

投稿: keicoco | 2009/06/26 14:40

ほう、こういう指導の仕方もあるのですね。
絵を描くことは、一種のコミュニケーションの
手段なのね。
>長年培ってきた勘の冴はあるのでいつか日の目
 を・・・とってもいい方法だわ!
相手を意識して面をこしらえ、相手を意識して
それに彩色する・・・面白い試みですね。

投稿: tamayam2 | 2009/06/25 21:59

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