マンダラ模様と民族模様の塗り絵
COLORING MANDALAS マンダラ塗り絵(スザンヌ・F・フィンチャー著、正木晃解説、訳)春秋社の中から1ページを子供たちが描いた。スザンヌフィンチヤーはユングの影響を受けたアートセラピスト兼カウンセラーと紹介されている。
夏休みを前にして、うきうきした子供たちを机に向かわせることは結構大変だ。今回はマンダラの塗り絵を子供たちに描かせた。その前にオストワルト色相環の相対する色を2つ組み合わせると、表現が強くなり、反対に隣りあう色同士は仲良しな感じになる。と説明。そのことはもっと高校生ぐらいになって勉強するが、今の小学生の間はこういう色の法則があるけど、楽しく描ければいいと説明する。
マンダラの規則性が嫌いなタイプの子のためにインドの文様を同じように塗り絵にして描かす。仕事の速さよりも好きなものをじっくり描いていいと説明し進める。
左からリサとアヤノ。この二人は仕事をきっちりとした。アヤノはもともとの性格がこうしたきちんとした仕事の手順をする子だ。
リサはそうではない。いくらクーラーを入れていたとは言え、この密度に塗ることはリサの性格上大変なことだ。よほどこうしたことが好きでないとできないと思う。だが、私がこうして、性格上合っている!個性がそういう方に向いている!と力説しても、あと6、7年経って、人生の進路を考えないといけなくなったときに果たして学校ではそう言ってくれる状況になっているかは分からない。だから今から、私が言っていることを少しでも信じて進んで行ってもらいたい。
この2枚は色彩の組み合わせも仕事も満点(今いる生徒の中では)の子たちだと思う。ほかに部分的に色彩が個性的だった子もいるがこの2人はとりわけて全部描きがんばっているので、ブログの載せるのは2枚のみにした。
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