皆既日食と飛行機工作
昨日はあとりえ・チビッコでは夏休み前半の工作である飛行機作りをした。先週の曼陀羅模様の時に教えた色彩の補色についてまた話してから始めたが子供たちは上の空。上の空と言えば部分日食を見たと口々に子供たちはしゃべり始め、高いテンションを、押さえて指導するのは大変と感じた。
この工作で大変なのは垂直尾翼を切りこんでいくのが難しいと思っていた。また割りばしほどの細い木の隙間にスチレンペーパーを通すことが難しいと予想していたが、何人かが切るのに失敗した。失敗を繰り返し、高くなったテンションが少しずつ落ち着いた。
あいか先生が自分のデザインの仕事で忙しく、来られなかったので、芳州先生に飛行機を飛ばす指導を急きょお願いした。ヒナタが最長飛行距離を記録していた。それは切り方も塗り方も落ち着いて要領よくしていたからだ。リサはリホの飛ばした飛行機をすぐに取ってきてくれた。ほんとにやさしい子だ。でも正面切ってそう言うと反対に悪いことを言ったりする。
本当は色彩のことを言いたかったけど、飛ぶか飛ばぬかの方が問題になってきた。ゴムの回し方や飛ばす角度や力の入れ方をそれぞれが工夫した。体感が大切だ。
そう言えば昨日はきっこのブログで「日食とお稲荷さん」で書いている。小さい時のシールの思い出を語っていた。お母さんと一緒に部分日食を観たと書いていた。その中でやはりきっこは優しいと感じて私の目がウルウルしたところがある。
とにかく、「皆既日食」に限定すれば、今度は26年後だそうだけど、普通の「部分日食」なら、ワリとチョコチョコと観られる。あたしの住んでる東京でも、最近なら、2002年の6月と2004年の10月に「部分日食」があったみたいだし、来年2010年の1月15日にも、日が暮れる間際に「部分日食」が観られるそうだ。2012年の5月21日には「金環食」が観られるし、「部分日食」なら、2016年3月9日、2019年1月6日、2019年12月26日、2020年6月21日‥‥って、26年も待たなくても、たくさん観られる。
そうです。マスコミでは「次の皆既日食は26年先!」の言葉を何度も言っている。そりゃあ、先生だって長生きしてあとりえの子供たちの未来を見て、自分の仕事の成果を実感したい。だから次の皆既日食を見てみたい気もする。でも、ほら、ほら、美人薄命と言うでしょ!だから私には無理な気がする。ショボン!でも、きっこの優しい言葉は何だか元気を出させてくれた。
きっこと同世代のあいか先生は来られない分、子供たちにフルーツゼリーを送ってきた。昨日、子供たちは飛行機を飛ばしながらおやつに食べた。お仕事がんばってほしい。
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