2009年はクワガタが多い夏だった
左の写真は角の具合からするとアカクワガタムシだと思う。右はコクワガタとカミキリムシだ。連日一匹づつベランダの照明に引き寄せられて計4匹も集まった。毎年だと雄雌1匹ずつくらいしか採れない。クワガタには果物のプラムもあげてあったが、もう無くなったので、今はブドウだけを入れてある。
今日は8月17日だから立秋を過ぎて10日経ったわけだ。もうここ、八ヶ岳山麓ではシラカバの葉が黄色くなりかかって時々風で落ちると何枚かが同時に、カサカサという音になり、「動物か!」と身構える。明後日があとりえの夏の教室なので子供たちにこの虫をあげたい。その気持ちでずっといたのだが、今日夕焼け空を窓越しに見て、ふと虫籠を見ると大きい方のアカクワガタが私と同じように夕焼け空を姿勢を正して見ていた。八ヶ岳に沈む夕日を見ているのだ。多分大きい方は明日の朝放してあげよう。。
昼間にはハーブのミントとオレガノにはマダラチョウとツマキチョウとクジャクチョウが飛び交っている。見ていると空中で好き!とささやいている。うまく撮りたいとシャッターを押すのだけれどなかなかうまく撮れない。今年は雨がよく降ったので、虫も少ないと感じていたが急に太陽が強く照るとどこからか、湧き出てくるらしい。林間にはアサギマダラが女王様のように羽を優雅に上下させてやって来る。クロアゲハも、その羽根の中の燐ぷんをぎらつかせて、全身がサングラスの俳優のようだ。
家のすぐそばに植えたクマイチゴが今年一応まともに実った。お散歩に出かける前に一粒づつ食べている。甘酸っぱい。
また今年は梅がたくさん花が咲いたのでさぞやたくさん実が生るかと、期待したのに、実った梅は15粒ほどだった。確かに花の受粉を助ける蜂が少ないと感じていたのだが。またスズメバチが全く少ない。このままで終わるのかしら。とりあえず、熟した梅と桃でミックスジャムを作った。
そう言えば、子ども電話相談はもう終わったかしら。私は車の中で、質問する子供の声を聞くのが好きだ。先生たちの回答の出し方も、面白い時とつまらない時があるのだが。私はいつも相談に答える先生が最後に一言、
「自然界は私たちには分からないことだらけです。だから、先生がこう答えても、君たちが大きくなって研究して新しい発見をするかもしれない。だから、ずっと勉強してね、いつか先生に教えてくれる時が来るかもしれないですよ」って、言ったら子供たちはやる気が出てくるんじゃないかと思っている。
| 固定リンク
「田園の誘惑」カテゴリの記事
- ロータリークラブの卓話にご招待(2021.11.27)
- ≪田園の誘惑≫更新しています(2013.05.06)
- 婿殿の自動車教習(2013.01.27)
- 今年始めて山小屋に(2013.01.24)
- 11月22日はどのように過ごされましたか?(2012.11.26)
この記事へのコメントは終了しました。
コメント