« 彼岸の入り・お萩・お中日・母から聞いたこと | トップページ | 八ヶ岳の聖夜 »

2009/09/26

体験画を描かすには・1

子どもたちの絵を生き生きとさせるのは、体験画が大切と考えている。学校や幼稚園で描かすと、それは、ジャガイモ堀の絵であり、サツマイモ堀の絵でもあり、豆まきの絵などが思いつく。

あとりえ・チビッコでは漬物を自分たちで漬けてから描かせた≪漬物の絵≫、木をのこぎりで切って描いた≪木を切る≫、今月はプランターにペンキでデザインしてから、パセリの種を播き、その情景の中の自分を描かせた。

PhotoPhoto_2Photo_3 左からカノン、ユイ、アヤノ。八ツ橋幼稚園のお教室に夏ミカンの木があり、そこの葉っぱの上にアゲハの幼虫を育てている。みんなで絵を描きながら見ていた。そのことをユイちゃんは嬉しそうに描いた。

実(じつ)はパセリの種をまいて一週間が経ったが芽が出てきていないので、買ったパセリの苗を分けて植えた。子どもたちはそれを描いた。

モモコは前回の欠席があったのでプランターを描くのみであった。

Photo_4 このような課題はプロセスを3段階、踏んでいるので絵を描かすといくらかは生活感が出てくる。日本の子どもたちの絵は生活感が乏しい。

今年は挑戦しなかったが、三菱アジア子どもアートフェスティバルにおける、外国の子供たちの作品は生活感がある。グランプリに輝いた子どもたちの作品は素晴らしい。バングラデイッシュの女子の作品は一度だけ行ったバザールの絵であり、ブータンの男の子の作品は出稼ぎのお父さんに代わって畑を耕し、牛にけられ、立ち止まって見つめる時間もないと言っている。ブルネイの女の子の作品はお父さんに買ってもらった赤い自転車を宝物のように描いている。またカンボジアの男の子は地雷を見つけたら大人の人に連絡をしなければならないと絵と文で描いている。ちなみにこのときの(2000~2002)の日本のグランプリに森屋萌ちゃんが選ばれている。アゲハ蝶を大きく描いている。ついでに萌ちゃんのお姉ちゃんの葵ちゃんは武蔵野美術大学に去年入学している。

さて、日本の平和な子どもたちにこのことを強制はできないし、私だって描けない体験だ。だが体験画が大切だということはこれからも言っていかねばならないと思う。多分このブログは幼稚園の先生や、ほかの絵画教室の先生も見ているはずだからです。

大倉山の子どもたちの作品は週がずれていて、作品は来週になる。ところでこの作品を作るときにハルキはペンキが塗りずらく、わがままを言いだして「もういや!こんな絵を描くの!」と言っていたけど、我が家のベランダで一番先にパセリの芽が出たのはハルキのプランターでした。おめでとう!

|

« 彼岸の入り・お萩・お中日・母から聞いたこと | トップページ | 八ヶ岳の聖夜 »

文化・芸術」カテゴリの記事

KEICOCOぎゃらりー」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 彼岸の入り・お萩・お中日・母から聞いたこと | トップページ | 八ヶ岳の聖夜 »