音楽を聴いて描く@アランフェス協奏曲
子どもたちは今回はFour Seasons ClassicsのCDのなかのアランフェス協奏曲を聴いて描いた。マーカーを使い描く。どこから描いても平気なように升目のデザイン用紙を使う。
レイカは今日は私とお話をしてくれた。まだ小さい子たちは、なぜ絵を描くのに音楽を聴いて描くのか分からないだろう。あとりえの子どもたちは成長して大人になり、何故か音楽関係の仕事をしている子が多い。小川正人、保刈あかね。
今日のおけいこにまたハルキは玄関のピンポンを押しまくって元気に来た。「おれ、今日の音楽を聴いて描くのみたいなの得意なんだ!」 ムムム!(良いのを描いてね!)
リサも言わないけどがんばっている!良い子たち!ケンタロウも!みんなノリノリ!
ケンタとヒナタ。ヒナタは全体と部分のデイテールが良い。久しぶりに滅茶苦茶マルをあげた。サッカーが好きで、そちらも頑張っていて、風邪や、骨折をして調子がいまいちの時があったけど、最近は自分が分かってきているように良い作品を描いている。楽しみだ。相変わらずケンタは人生を知ったようなことを言いながら絵を描いている。
アランフェス協奏曲はクラシックの中に民族調の少し悲しげな静かさが漂っている。子どもたちの元気さを少し鎮めるのもいいと感じている。子どもはその微妙な感覚を描く。私は楽しんで実験をしている。芳州先生が音楽を選ぶことを一緒に考えてくれる、それも楽しい時間!子どもたちはそれを察知しているのかも。
今日の絵を描きながらどうしてウェデイングドレスが白いか知っている?」と聞いた。答えは「ケーキが白いから!」「白がさわやかで綺麗だから!」「人生を描くから!」「めでたいから」「可愛く見えるから」「目立つから」「お葬式は黒だよねー、なぜだろう?」「お父さんが白が似合うからって言ってた!」もっともっといろんな答えが出てたけど、子供たちの答えに感激して忘れた。
「相手の人の色に染めてもらうからなのよ」昔から言われていたことを言ったのだけど、これってちょっと男女平等ではないかもしれない。私にとっての宿題になったのかも。私的にはこうして生きてきたのだけど、そして幸せになったのだけど。胸の奥がふぉわんとしてきた。
どちらにしても今回の≪音楽を聴いて描く≫は良い課題になった。
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