ビンを描く@2009-Ⅰ
子どもたちは今日、ビンを描いた。芋焼酎からコーラ、ワイン、ビールまで一人4本ぐらいをさりげなく並べて描かす。透明なビンを描くことは難しいが、避けるよりは真剣に考えさせる。描いているうちに、いつか何かが分かってくる。
子どもが形の理解をしやすくするためにははその並べ方にかかわるところがある。ビンの個々の色彩の対比も描く子供の心模様に影響がある。指導者はその並べ方に心を砕き、その描く素材 (パステル、クレパス、水彩絵の具)の理解もさせながら、3か所にセットしたモチーフのどれかを選ばせ、座らせる。そして描き始める。
もちろん、ものを見て描く観察画ではあるのだが、たとえばバレーの舞台の美しさや、ピアノのメロディーの心地よさを思い出して描くようにさせたい。リホは丁寧に描くのだが美しさが絵を描く途中に表れているのにそれに気がつかないことがある。今日、私はそこで良いと思うところでストップさせた。本当の目的は自分でそれに気づくことだけど。マナミは今日の絵は今までで一番、美しい表現をしたと思う。リサは計算外の描き方をした。青いビンのラベルの文字だ。大人になってしまうと描けないと思う。
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