どちらが本物の葉ですか@落ち葉を作る
という冗談はさておいて、子供たちに落ち葉を描かせた。紅葉しているものもくすんで茶色くなったものもある。最近私が気に入っているドイツで買った色がみをつかった。2枚のタイサン木の葉は上がケンタロウの描いたものだ。
またタント(株式会社トーヨー)という黄色系、赤系の12色の色がみも使った。それらの中から子供たちは選んで使った。つまり私は駄菓子屋さんのおばちゃんになって、「はい、ミズキチャンはこの中で7枚選ぶとするとどれがいい? そーっととってねー。」
こうした作品の時に描写力と色がみのデザイン的な処理の仕方のセンスを評価している。それは造形的な表現だけでなく、物作りの姿勢というか、全体の構成力が効いてくる。その子の本来持っている能力でもある。
過大に評価することになるかもしれないが私はアヤノちゃんの作品がとても良いと思った。左がアヤノの作品。
中には結果として良くなるものもある。要領の良さのようなもの、偶然とも言えるかもしれないが。それもうまくできた時にはほめて次への意欲を育てたい。
私は俳句が季語を大切にするように、子供たちへ季節感を感じさせる課題を大切にしている。こうして秋も深まってくると紅葉した落ち葉、また色づくリンゴなどを課題の中に織り込んでいる。
来週からリンゴ関連の課題を2回する。食いしん坊な子どもたちはリンゴをどうにか食べたがっている。うーん何かしたいけど、インフルエンザも心配だしねー、先生は思案中? 「先生、アップルパイはどう? ほら、リンゴのパンは? ジャムとか?ねーねー。」「ごめん!先生は君たちのママじゃないから!」
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