鹿とトンビとキツネとフンコロガシの話
昨日は小海の漁協に入漁券を更新に行く用事があり、山小屋の雨戸を開けて、次は水抜きした水道を開けて、開通させてから、再び家のカギを締めて、車で141号線を北上した。やはり車の長距離を週に一回は運転したい。私は本当は車が好きだ。そういえば、清里大橋のあたりで何度もエンジン音が激しい車が行ったり来たりしていた。八ヶ岳をバックに車の撮影をしている。鹿が驚くじゃないの! 夫の入漁券の写真が若々しい。また同じ写真使ったでしょ?
本日は午後の3時から4時まで凍った雪道をココも一緒に散歩した。このところ降った雪がかなり硬くなっているが、また時々降り積もったのか、動物たちの足跡がきれいに残っている。ときどきある偶蹄目、鹿の小さめな足跡が気になる。絶対に小さい小鹿のバンビだ。散歩中、Kさんの奥さんにあっておしゃべりする。鳥が今までの年と違うと言っている。私はあまりその観察をしていないので残念ながら分からない。ウソが来ないという。私がウソいっぱい付いているからと冗談を言えるほどまだ仲良しにはなっていないのが残念。
秋には隣の敷地に雌鹿が死んでいたという。トンビが激しく飛んでいるので見に行くと鹿がいたそうだ。足が3本しかなくて、もしかすると罠で捕らえられたのかもしれないと言っていた。かわいそうに。私はここで鹿にお花を食べられても、球根を採られても、罠を作ることはできないし、やってはいけない。落とし穴もしてはいけない。それは小さい時の思い出で十分だ。清水公園でいとこと弟の三人で作った落とし穴、その先にコルトのおもちゃのピストルを置いておいたっけ。その雌鹿は夜になると狐やテンに食べられて、きれいになったそうだ。そのあとシデムシやオサムシやフンコロガシもぞろぞろ来たのでしょうね。月夜だといい場面だ。そこで今日見たバンビの足跡が気になりだした。もしかするとその子のお母さんなのかもしれないと。
ココは散歩中私の足元にすぐ絡み付いてくる。この道の奥には熊が冬眠しているかもしれな い森がある。散歩しながら時々怖いなあと思うこともある。突当りの家には蜂の巣の甘い匂いを嗅ぎあてて、熊がお風呂場を引っ掻いた家がある。そこで散歩中、いつも思うことがある、私って結構薄情だから、ここで熊とご対面したら、ココは人身御供に差し上げて逃げようと思う。生贄とか。でもその時ココが後ろにいると思っていたら、私より前を走っていたら ? これは想像だ。私は時々想像を夢中でしていて何かを忘れてしまう時がある。言い訳のようだが字を間違えたり。ボーっとしていると・・・・・・・・・・振り向いたら熊がいたりして!オーマイゴッド!
まだ冬、まだ冬です。
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コメント
滝川さんお久しぶりです。おとといKさんの奥さんと鳥の話をしながら、滝川さんご夫妻を思い出していました。そこでたくさんの写真の中から、お宅の屋根や前の道を撮ったものを載せました。ご了承ください。
確かに寒いです。外に出しておいた寒暖計はマイナス1.5度でした。敷毛布とストーブ付けたままでまだ寒いです。でも、空気の良さは何物にも代えがたいのです。
また春になったらお会いしましよう。
投稿: keicoco | 2010/02/22 09:52
いつも「あとりえ・チビッコ」楽しく拝見しています。信州の春探しの旅を計画しますが、日々の寒さで川上行きが先送りされます。「チビッコ」ブログの我が家の屋根の雪の厚さを見て、川上の寒さを想像しています。屋根の樹の影で当日は快晴だったと空想。懐かしい風景で感動です。ウソは春先「フイー・フイー」と枯れススキの実を食べに集団で現れます。今年は寒いから、まだ高原には行ってないかも。喉元が薄赤色の野鳥です。暮れに松原湖の「八峰の湯」で、近所の猟師さんから話を聞きました。鹿を猟期に何匹も仕留めて、燻製にするそうです。小鹿は冷凍にする・・可哀そうな話でした。春、唐松の芽吹きが楽しみです。お元気に。
投稿: 綾瀬市の滝川です。 | 2010/02/22 08:54