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2010/03/24

あとりえ・チビッコ展覧会//2010@子供たち

Tenrankai_a 子供たちの作品は1月から3月までに描いた作品の中から展示した。具体的には自画像、人形、スクラッチ画、冬の野菜、重なる2枚の絵を子供の個性を考えて選んだ。

モモカはパステル画が好きで描きこみ方もフワッとしている。色使いもパステルカラーが好きなので、とらえどころがないようにも感じるがそれが彼女の描き方だと思っている。強すぎない絵はもしかするといつ見てもほっとする絵なのかもしれない。ナミは色の分量をダイナミックに使う。細かい表現より全体のバランスで描く。色彩のセンスは良いとは言えないがいつも新しい感じの色遣いがする。リホは細かい表現をするし、丁寧に描こうともしていたが、今まで美しさを描ききれないでいた。展覧会の作品を書きだしてから、それを意識させたかった。このチューリップの絵からその事に気づいてくれたようで、サイズは小さいがこの絵を選んだ。ケンタロウは自分を一生懸命見て描いた。細い筆をカサカサさせて描くのが好きであるが今回は筆を大きめにさせた。鏡にうつした自分を書いたのが面白く、また本人とそっくりなので、会場の話題となった。ケンタロウは理論的な場を持つのも好きで成長が楽しみだ。ヒナタはスクラッチ画が2枚とも場面が同じに感じるので一緒の額に納めた。スクラッチも、干物も線描が好きだということでもある。ヒナタに聞くと理科系の学科が好きということであるので、こうした絵の傾向は進路的にはうなずけるし、忘れてはいけないことに感じる。以前あとりえに来ていた萌ちゃん、葵ちゃん姉妹を思い出させた。萌が絵の賞(三菱子供アートフェスチバル日本代表)をとり、姉の葵は萌の静物画に圧倒されていたが、武蔵野美術大に進み、萌は生物系に進むと聞いている。受験はどうしただろうか? 私は子供たちにはいつも平等を心がけているが、時には真実を言おうとするあまり、子供を傷つけていることもあるかもしれない。それは私が小さい時を思い出せばわかることだ。

Tenrankai_b リサはパイナップルとビンを元気に描いた。まわりを青で囲んでからオレンジで塗るというダイナミックさ。そして筆圧は相変わらず強くどの絵もそうする。持って生まれた表現方法で、それは他の子と変えようもない。ケンタはいつも時間がない。でも私はこの絵が描けて、作品が残って良かったと思っている。後ろの色遣いもケンタらしい。集中して描いている。ケンタが描かなければこの絵は残らなかった。スケートをするケンタと絵を描くケンタ。スケートも彼の体の中には快感として残り、CMとしての映像で残るだろうが11歳の肖像画としてこれも永久に残る。

Tenrankai_c マナミちゃんは静物画を描いたがバレーが好きな子だ。作品がにぎやかに華やかになるのはバレーの照明や衣装からの影響もあるのだろう。子どもたちはいろいろなことを勉強して究極自分の道を決めて行くのだろうが、いろいろなことをさせてもらって幸せだ。他の絵でもバレーシューズを上手に描いた。絵を描きながらのおしゃべりでは大人の世界を良く見ている。どのようなお嬢さんになるか、どのようなママになるか楽しみだ。カホは青い色が好きだ。私がフランスのエギスハイムで買った敷物を置いておくとすぐにその静物の前に座って描き始めた。でも、細かすぎることはしたくない。で、その中のアルファベットだけは描いた。とにかくその前の葉っぱや茎のねじれに辟易して描いていたからね。でもしっかり描いた部分と空いている空間のバランスは良かったので、OKとした。小さい時から来ていたけど今回で最後。絵を描くこと以外で何かを学ばせたつもりだけど、カホもどのような花が咲くのだろうか? 

Tenrankai_d ハルキは初め、指導がとても大変だった。少し落ち着かなかったけれど、いろいろ工夫をして今日まで来た感じがする。もっと別に向いていることがあるかもしれないが、この自画像まで描けるようになったことは指導のランダムな作戦が成功したのだろう。アラビアンナイトの千夜一夜物語のように別の意味ではいろんな子供たちがこの私を育ててくれたのかもしれない。希望が丘教室の4人は最近まとまりが出てきていた。それぞれが個人的に来ているのであるし、まとまって競技するわけでもないのだが、制作する際に感じる<良い空気>があった。アヤノはデッサン力が付いてきたし、もともと絵画に向いている子だ。この人形の仕草も自然と描けていて、動きが感じられて、お部屋に置いておくと動き出しそうだ。今回アヤノをあとりえ・チビッコがんばり賞をあげた。ユイは動物関係の仕事がしたいといつも言っていたので、最後の展覧会の絵はココちゃんにしようと思っていたが、案の定良い絵が描けた。ココのおもちゃまで描いて記念になる絵でもある。それと、肝臓の移植手術を乗り越え、ユイちゃんも良い子に育ち、小学校を卒業しご両親もほっとしたことであろう。モモコは白い服を着た人形を描いたのだけど顔がお母さんに少し似ていた。白の色が分量としては多いが目や毛がしっかりと描けていたので良いと思う。子供らしさがあって素直で良い作品だと思う。カノンはこの果物のバナナのデッサンを間違えた部分を一本の線で直すことで立体的になった。もう少し教えていたかったけど仕方がない。

Tenrankai_f Tenrankai_e

子供たちが、平面から立体を感じるところに至った時が指導の急所でもある。自分で分かる子もいれば、教えることで分かる子もいる。これから先、アヤノとカノンの学校のクラブの先生に良い指導が受けられると良いのだが。

絵画は心を開くと良い絵が描ける。子供たちの中には風邪で学校に行けない日でも、またピアノは休みたくても、あとりえ・チビッコは来たいと言っているという。心を開く場所だからだろう。私もその事を念頭にこれからもがんばっていきたい。

6年生まで教室に通ってきた、モモコには絵本<しろいうさぎとくろいうさぎ>とユイには絵本<百万回生きた猫>をプレセントした。

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