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2010年4月の記事

2010/04/23

絵画教室でフルーツパフェを作ること

Pafe_001_2

以前から計画していたフルーツパフェの課題を子供たちに作らせた。インフルエンザやノロウイルスが流行っていないことと、寒すぎないで試食出来て、暑すぎないでアイスが溶けないという条件をクリアしながら作れた。

フルーツとアイスクリームと生クリームと手作りのジャム、そしてトッピングはマシュマロやチョコレートがあることを説明した。まず先にパフェを想像して絵を描いてカードを作ってからにした。そのカードには母の日のカーネーションも描いた。

Pafe_kentaPafe_nami_2Pafe_tomoya  左からケンタ、ナミ、トモヤ。

贅沢といえば贅沢だけど、外に食べに行かなくても作ることが出来る能力を出来るだけ小さい子供の時に身につけることは自立の条件だ。我が家の娘たちにはそうやって躾けた。ま、パフェがなくても生きていけるけど、作れれば豊かな気分がして、幸せな感じもする。ついでに母の日のカードも作った。

Pafe_hinataPafe_manamiPafe_momoka 左から、ヒナタ、マナミ、モモカ。

若干の好き嫌いはあったが、入ったばかりのトモヤ君がイチゴもバナナもアンズも嫌いで、想像のパフェは可愛いけど、食したものは寂しかった。絵を描くことによりほかの子と比べて寂しいことが分かり、好き嫌いが軌道修正できればと思った。ケンタやマナミちゃんの絵を見れば一目瞭然だ。センスの問題としてはシンプルなパフェもありとは思うが。

Pafe_rihoPafe_rikoPafe_risa左からリホ、リコ、リサ。子供たちが残ったフルーツを食べたがったので分けもしたが、結構なお腹の膨れようで、帰ってからお腹を壊していないか少し心配になった。安全と衛生に気を配り、レストランごっこは出来なかった。ピザに続き、あとりえ・チビッコの食育の一つではある。

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2010/04/18

大倉山逍遥学派への提案≪暮らしの中の旅・2≫

Okurayama_asibi 久しぶりに晴天となったので、大倉山駅近くで稲荷寿司など買って、お山を登る。愛犬ココも一緒に行く。最近は孫のトモ君も野球チームに入ったので簡単には遊びに来られない。記念館の坂は相変わらずきついが、娘と幼稚園まで通った坂なので思い出深い。

大倉山記念館の近辺は整備されて、いろいろなコースがある。竹林がいたるところに生えていて、馬酔木の新芽が赤い色で森の空間をワイン風味にしている。記念館ではボーイスカウトの子供たちが集まっていた。今年は記念館での展覧会をしなかったが、いつかまたお借りすることが出来るだろうか。

Okurayama_saka 坂を下りて梅林の見える高台でお食事にする。昨日の誕生日の食事がヘビーだったので軽くする。そういうことに気を使う年になった。坂道を造る崖の草叢に多種類の植物が繁茂している。モミジの実生の芽がいたるところに出ている。秋に落ちて春を待って出てきた小さな芽たち!この芽たちの上に欧州の火山灰は降ってくるだろう。昨夜、この間買った地球儀を指でなぞり、噴火が起きたところや地震が起きたところを見ていると、確率として、日本にまだ何も起きないことが不思議なほどだ。備えあれば憂いなし。1本のペットボトル軽んずべからずの精神で気をつけねば。Okurayama_sumire_2

ところで大倉山記念館の建物がギリシャ建築を模して建てられたと聞くが、こうしてぶらぶら散歩することを逍遥といい、ギリシャには逍遥学派がいた。アリストテレスだ。調べてみると論理、自然、社会、芸術のあらゆる分野に及び、形而上学、自然学、論理学、倫理学、政治学、詩学、博物学に関する著作があるという。

Okurayama_jizou うーん、私たちもこの大倉山の自然に囲まれて格調高く、論理展開をしてみたいが、アリストテレスで引っ掛かる。そして甘党の夫君をアリンコテレスなどと揶揄する。もうカリントイーストウッドで終わりにしてたのにね。笑いながら大倉山1丁目から高級マンション群を抜けて、ねぐらに辿りつく。3時間の逍遥でありました。

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2010/04/17

ツイッターにはいりました@ちょっぴりの勇気

4月1日にツイッターに登録して(この言葉が適切なのかわからない)いたが、またもっとパソコンを親友にしてしまいそうだったので、そのままにしていた。「きっこのブログ」でこの弱小ブログをツイッターを通じて紹介して下さったので、アクセスがにぎやかになった。ありがとう。

そこで、ツイッターに対して思考停止状態だったのを少しだけ考えなおそうと思っていたら、今度の≪アイスランドの火山による旅客機の発着停止≫が起きた。私が偶然にも航空券の検索をしている途中に起きて、15日夜から16日朝には思いがけない展開になった。

このブログの脇にお気に入りのリンクを張ってあるがその中の茂木健一郎さんもヨーロッパに行っていて、この事態に遭遇している。私にはなぜこのツイッターをするのか意味がわからなかった。しかしクオリア日記のツイッターのやり取りの部分を読むと、今回の事態のようなことが起きた時には、ツイッターをしていると誰かが助けてくれるようだ。これは[善]であると感じた。でもこれは一般人に当てはめて考えるとどうだろうか。そこがまだまだ理解が遅いオバアチャマブロガーなのですがね。そもそも一般人などという語はおかしいか?

そして、[悪の立場]の事態の心配もしてはいる。オープンにしたくはないことや、困っている時でも静寂を選ぶこともある。そこがどうなのかが、一般人として気がかりだ。でもね、私はツイッターに入っている宣言をしてみようと思った。いつだって新しいことをするのは勇気がいる。まだ私には勇気があるからね。何しろⅩ歳のお誕生日の門をくぐったのですからね。

ところで西富君からコメントが入っていた。あとりえ・チビッコのOBであり慶応大学の評議員をしている。TOMMYなんて書いてあるからびっくりしてしまった。でもクリックしてよく見たら西富君だったので、懐かしかった。

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2010/04/15

自分で作るバースデー料理・Ⅱ

あまりに寒いので、誕生日のお食事は外に行くのを止めにして、≪自分で作るバースデー料理≫にした。次女が≪ときがわのとうふ工房・わたなべ≫からお豆腐を贈ってくれたので、昨日から豆腐尽くしだ。それと弟のほうに千葉の田舎から筍を送ってきたのがビックサイズで1本を食べきれない。日本の日本らしい食べ物は筍だ。この間,蕗の薹を食べそこなっていた時には、なんだか変だと思っていたが、最後かなという時期にあの苦さを食べて、やっと冬眠から抜け出た感じ。筍はなぜかいつも重なるほどにいただき物がある。同じように新しくてもちょっぴり感じるあのえぐみは春の訪れを感じる。

Tanjoubi_a

アスパラはメキシコ産だったけど、茹でるから大丈夫と切り口を見ると瑞々しい。ドイツの白いアスパラは今年たっぷり食べられるだろう。

お赤飯の豆は日本産がなかったので中国産だ。ワインは芳州さんの写真のお仲間の門司さんからの頂き物だ。お嬢さんがイタリアで暮らしているからとラベルをよく見たらイタリアではなくてフランス産だった。蛸はよく見たらモーリタニア産だった。テーブルクロスはドイツ土産だ。門司さんはブログ(ココ)を書いている。なかなかおしゃれな形だ。始めは芳州さんが形作ったと聞いている。年配の方ががんばっていらっしゃるのを見るとうれしい。

話がちょっとそれたけど、寒い中、外に出かけるには今日の気温は寒すぎる、サンマルクに行かないのは経済効果をあげられないが、また次の機会に出かけよう。お誕生日のピアノの生演奏をしてくれるから、好きな場所だ。

ココまで書いてからメールを見たら「きっこのブログ」のきっこさんからメールが入っていた。また俳句のプレゼントがあった。ココに紹介させていただきます。いいでしょ。

ツイッターで、山崎直子さんのスペースシャトルの話題が流れていましたので、「あとりえ・チビッコ」の子供たちの絵を皆さんに見ていただこうと思い、紹介させていただきました。
世界中で、悲しいことや辛いことがたくさん起きていますが、すべては大人たちが生み出したもので、その犠牲者は子供たちです。
でも、宇宙の話題になると、多くの大人たちが子供のころの純粋な気持ちに立ち返ります。
そのため、「あとりえ・チビッコ」の子供たちの絵を見れば、もっと純粋な心に戻れるのでは?と思いました。
   
惠子さん、いつも素晴らしい活動で夢を与えてくださって、本当にありがとうございます。
おかしなお天気が続いていますが、お体を大切に、これからも楽しく明るい日々をお過ごしくださいね。
   
   
   茎立やみんな地球の子どもたち  きっこTanjoubi_b
   
   
  きっこ拝

心強い応援のメッセージをいただきありがとうございます。これからも楽しく、体に気を付けてがんばります!
   
   

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寒い誕生日

今日は私の誕生日。昨日の夜からパソコンが満タンになっていたようで、妙に動きが悪くなって、デフログをしてもらった。スルコトの意味は分かったがパソコンの中でどういうことが起きたのかは分からない。

一昨日、ポストに葉書が入っていた。秋田に住むMKさんからだ。

「桜が満開となりました。いかがお過ごしでしょうか。実は母が三月三十一日に永眠いたしました・・・・・・・・・・・・・・・医師の娘として最期を看取ることができたこと、その点での後悔はありません。生前の母へのご厚情に感謝します。取り急ぎご報告まで。」とあった。ご冥福をお祈りしつつ、失礼とは思ったがメールを送った。教えてくれてありがとうという気持ちがした。

Mさんは我が家の二人の娘たちの間の学年で、デッサン教室に来ていた時がある。彼女のお母さんとは子供たちの進学、結婚について話し合った仲だ。今も我が家の近所に住んでいられたはずである。私は最近フランス語について聞きたいと彼女を思い出し、近いうちに電話をしようと思っていた。そういう状況下での今日の私の誕生日だ。彼女の人生の分も長生きしなくてはいけなそうだ。

私はその年齢に抗って、少ない脳細胞に刺激を与えようとしている。フランス語も難しい。昨日「パリ・ルーブル美術館の秘密」のビデオを見た。美術館の出来事を淡々とつづっている。大作の額をロープで牽引するための体力をつけようと館員はトレーニング室で腹筋や腕の筋肉を付けている。小作品を壁に定置していくプロセスは私や夫の芳州さんが絵画や写真の展覧会を町のギャラリーでする時と同じ≪小さな苦労≫をしていた。どういう風に作品を置いていくか、額の左側を1センチ上に上げねば、などの身近な細かい試行錯誤を繰り返す。絵画のカビや乾燥による損傷を修復する工程も興味深い。彫塑の欠落した一部がどこと一緒になるかを番号で探しまわることも、ミクロとマクロで目がまわりそうだ。

私は6月にその地に行く。憧れのパリだ。ちなみに前述のMさんのお母さんはご主人の仕事についてパリに住んでいたことがある。子供の成長を願う母親として私たちはあの当時、同士だった。可愛い魅力的な声の人だった。医師となった我が子にそばにいてもらえて、きっと心強く思っていたことだろう。

昨日は、次のあとりえの課題のための準備で、イケアに行った。アイスクリームパフェのコップを見つくろいに行った。そして新横浜の輸入食料品店のジュピターにまわって、パフェのトッピングを探した。教室のことを考えている間に自分の歳のことや、母のことを忘れて、あとりえの子供たちの顔がちらつきはじめて嬉しくなった。まだまだ、がんばらなくちゃ!

そして昨夜、自分のブログのアクセス数が異常に多くなっていることに気がついた。実はツイッタ―を始めたのであるが、良く分からないこともあり、そのままにしている。きっこのツイッタ―であとりえの子供たちの絵を紹介してくださっていた。きっこさんありがとう。でも私にはツイッタ―の意味がよく分からないし、ブログのように一呼吸の時間もないから、合ってないかもしれない。生活の中で必要ではないかもしれない。考慮中。

それにしても今日は寒い4月15日だ。川上の地温が低いままだろう。前回帰ってくる時には25センチ下の地面は凍っていた。まだまだ種も蒔けないかもしれない。

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2010/04/08

スペースシャトルを描く@子どもたちの記憶

Shatoru3 スペースシャトルのディスカバリーが5日に打ち上げられた。あとりえ・チビッコでは展覧会から初めての教室でもあり、新学年になったので、はりきってこの話題を取り上げた。このような絵は想像では描きにくいから参考になるものを用意して進めた。ロケット打ち上げの記事をコピーし、グルグル回る地球儀を置き、芳州先生の愛読書ナショナルジオグラフィックの宇宙関係をピックアップして臨んだ。この記事について子供たちの中には家族で話題にしているようで、楽しく考えて絵を描いた。山崎さんが女性であり、またスペースシャトルが引退するようであるのも悲しいが、≪時事についての絵≫を描いたのはわが教室ではもしかすると初めてかもしれない。

Shatorumanami2ShatorutomoyaShatorukentarou 左からマナミ、トモヤ、ケンタロウ。

描き方は漫画的、デザイン的、科学的、説明的のどれでもよしにし、画材はクレパスでも、マーカーでもOKという設定で描かせた。

ところどころに描かれたUFOが新しいキャラクターになりそうな感じだったのはマナミちゃんだ。ケンタロウくんのお友だちトモヤくんはたくさんのユーホ―を描いていた。そこから今度の映画「第9地区」は見るかどうか話題になった。私は怖いけど見るでしょう。ケンタロウがナショジオの、ロケット発射の写真のそのまた中にコウノトリが噴射の前に映っているのを発見した。子供の目は凄い!彼は空の色を工夫して塗り重ねた。

Shatoruriho

ShatoruhinataShatorumomoka 左からリホ、ヒナタ、モモカ。

リホちゃんは星や地球やUFO、ロケットがしっかり描けていて、将来の絵本作家を目指し始めた感じがする。まあこう言っても厳しい道のりだけど、自分が満足する絵を描くのも自分の心にとって大切だから楽しんでやっていきましょう。ヒナタは地球を自分の好きな緑と青のマーカーで丁寧に塗った。4年生からは自然科学(理科)クラブに入るという。そこで私は今度部屋の書棚の中にナショジオを定位置にたくさん置き子供たちに見せよう。環境悪化の怖い写真もあるが現実を見る強さも大切だ。モモカちゃんはなんとなくデザイン的な宇宙だ。

ShatorurisaShatorunamiShatorukenta 左からリサ、ナミ、ケンタ。

リサちゃんの水金地火木と太陽も図鑑丸々写しだけど、本人にとって良い課題となったと思う。ナミちゃんは模型の宇宙ステーションやロケットを良く見て描く。夜の暗さをマジックで塗ったが少し光を反射して写真がテカってしまった。健太は相変わらずダイナミックに描いた。

Shatoruriko_2  新しく入ったリコちゃんはきちんと描いたが筆圧が弱いので何度か描き足すことをする。

今回のスペースシャトルは新しい試みをしたのだが、子供たちも満足して描くことができたと思う。またこのような時事に関するものを取り上げて、子供たちの記憶に留めさせたい。

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2010/04/01

マグロの代わりにシカ肉を検討

マグロの代わりにシカ肉を検討 (NO水産省の検討委員会のお知らせより)

3月25日に太平洋クロマグロ国際取引禁止案が回避されたが、NO水産省は日本へのマグロやクジラの漁獲規制が厳しくなることに憂慮し、或る筋の話ではそれに代わる蛋白源としてシカ肉の導入を検討しているらしい。最近鹿が日本の各地で繁殖、増殖し、農業関係者を悩ませている。その被害が甚大なので、銃砲以外の狩猟方法を使って捕らえることも推奨するらしい。今のところ、寿司ネタとしてのマグロをどのようにしてシカ肉で替えて使うかということが一番の悩みらしいが、フランスから、ジビエ料理研究(狩猟によって食材として捕獲された野生の鳥獣)のシェフを招いて検討しているという。

その事を聞きつけた、シー・シェパードの仲間のマウンテン・シェパードたちが日本の山の中に入って鹿たちを山奥に誘導しているということが、登山家の中では囁かれているという。シカ肉の売り出しにスーパー関係で流すCDはクラシック音楽に詳しい豊田芳州氏は「小鹿のバンビがいいんじゃないでしょうかねえ」とコメントしている。

よくわかりませんが、動物愛護と貪欲な食欲と、クラインガルテンを大切にする私の精神からは一応NO!と言っておきましょう。ふふふ。

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