鹿との遭遇
昨夜は11時ぐらいまで起きていて寝るときに習慣的に庭の点検で懐中電灯を付けた。すると窓から10メートルも離れていない所に雌ジカがいた。急いでデジカメで写す。かろうじて映っていた。周囲では絶えずガサゴソと音がする。とても怖かった。
ところで私のブログの先輩「知のヴァリトゥード」の昨日の更新した記事には、「虫コナーズを庭に置いたため、キュウリの受粉が出来なくて実がつかなかった」と書いてあった。その記事にヒントを得た!鹿コナーズが出来たらいいのにと思う。紀伊鉄道でライオンのフンを撒いたところ事故が減ったという事実をふまえて、その鹿コナーズにはライオンのフンをハーブのサッシュのように入れておけば良いのではないのかな?
いま私たちが庭や畑を守るためにポールや杭や針金を使うよりスマートな鹿コナーズが出来たらと思う。その事でパテントを取る気はないが。それよりは山の奥で小さな畑の野菜を食べながら自給自足で、生活しているご老人たちが鹿の被害にあっているのは全く気の毒だ。私の畑や庭は趣味の域を出るものではないからだからね。上の鹿の写真は夫の芳州さんの撮影。私が撮ったものより良く分かる。いずれ彼もブログに載せるでしょう。
北国の春は遅い。でも昨日はまさしく「白樺~~青空~南風~~」だった。今年の春は突然夏になった。一週間前には雪も残っていたのに一気に夏になった。鹿被害、温暖化の図式が見える。
4月30日に鳥の巣箱には柔らかい巣材を運ぶシジュウカラの夫婦を見かけたが、7日が経ったが、今もって巣材を運び続けている。なんだかとても楽しそうに巣に入るときにはキリモミ状態になって入っていく。2匹で続けて出ていく時もあり、仲が良い。巣を作るのに仲が悪かったら出来ない。どこかから、「鳥の夫婦にとって仲が良いとか悪いとかはないのじゃ」と自然の空気が震えて天の声のように聞こえた。ここに生まれたから夫婦になり、ここに生きていたから夫婦になり、出会ったから一緒に巣を作る。(注:普通巣箱を覗くと鳥は巣を作らないと聞くが、我が家に来るシジュウカラは私のことを良い人だと思うDNAが組み込まれていて巣作り中に開けることも可能です)
生について、もう一つの性について考えていたら、遠い親戚の訃報を聞く。生々流転。残った人の悲しみを思い。天に召される人の成仏を祈る。亡くなられた方はご住職であり、死ぬ間際に2回も遠く離れていたかわいい孫とそのお嫁さんに会えたのだから、この世に執着を残さず仏となるはずだ。≪ 成仏≫を辞典で調べたらそう書いてあった。
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コメント
鹿対策に狼の導入 参照 http://japan-wolf.org/content/faq/
投稿: 名無し | 2013/01/29 09:29
pfaelzerweinさん
確かに日本の自然科学はもしかするといい加減かもしれませんね。
ここは自宅ではありませんが、粗末な山小屋ですので、柵も杭もできるだけチープに済ませています。
川上村では最近鉄の格子の柵を設置し始めたようです。
私もここにいると片時も忘れずに良い方法はないかと考えます。もしかすると一番いい方法は牛の放牧場ではありませんが、鹿牧場を作って計画的に観光と蛋白源の鹿肉の食用を考えてほしいですね。農林大臣にお願いするより川上村の村長に話したほうが早いかもしれませんよ。私たちが気に行った村ですから。
投稿: keicoco | 2010/05/06 21:42
自宅で鹿観察は羨ましいです。野生動物の被害は色々とありますが駆除の方法は様々あって、やはり生態系を上手く制御していかなければいけません。そのための体系への示唆や取り組みが出来ないのが日本の自然科学が半端な証拠でもあります。
投稿: pfaelzerwein | 2010/05/06 19:16
北海道も鹿の害があるのですね、
ウサギやキツネが減り、鹿が増えたのです。
清里あたりでは鹿肉の料理が少しずつ増えているようです。日本人の口に合うかどうか実験的にしているように感じます。
鹿肉のソーセージは美味しかったようですよ。
投稿: keicoco | 2010/05/06 15:37
鹿は増えすぎて大変みたいですね。
木の表皮の食害が広がっています。
北海道の山林も、鹿の食害が目立ちました。
こればかりは、個体数を適正規模に減らさないといけないんでしょうが、無闇に殺すのもなんだし、むずかしいところですね。
投稿: tak | 2010/05/06 12:50