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2010/05/04

「光る地面に竹が生え」を描く

Take_rihoTake_riko_2Take_kentarou_2 左からリホとリコ、ケンタロウ

Take_kentaTake_momoka_2Take_tomoya  左からケンタ、モモカ、トモヤ。

Take_risa Taketakesi_2   左はリサとタケシ

「光る地面に竹が生え」の萩原朔太郎の詩を読んで絵を描かせる。去年も描かせたのであるが、実物の筍を見せて詩を読んで描かせる。詩の響きの韻を踏んだリズム感を絵の中に表すように、気づかせたかった。風邪などのために休んだ子が多かった。また塾の時間を気にしながら描く子も出てきている。

忙しくとも、情操教育としての時間を過ごさせたいという、保護者の考えも優先されている。確かに勉学には理解や記憶が積み重なっていく快感もあるが、受験となると殺伐としてくる場合もある。そういう時にこうした詩の絵を描くなどという時間も時にはほっとする空間かもしれない。ただ切り替えられないで煩悶する時間が長すぎるのは逆効果もあるかもしれない。さらっと描いて気分の切り替えになるのならば、月に3回のこの時間が有意義だと思う。

「竹」(萩原朔太郎)

光る地面に竹が生え、青竹が生え、地下には竹の根が生え、根がしだいにほそらみ、根の先より繊毛が生え、かすかにけぶる繊毛が生え、かすかにふるえ。かたき地面に竹が生え、地上にするどく竹が生え、まつしぐらに竹が生え、凍れる節節りんりんと、青空のもとに竹が生え、竹、竹、竹が生え。

談合坂で買った筍だが、今回はくじを作って一つだけハンコを押して当りを作った。お母さんに当ったよとお土産に持っていきたいからか、自分の運の強さを表したいからか、ただ単に食いしん坊からか、子供たちは喜んでくじを引いた。3人休んだから、今日見学の子も仲間に入れて上げる。こうなると私は駄菓子屋のおばちゃん状態。何と、見学に来たタケシ君が当り!たけし君です。ケンタは「良かったじゃないか、見学に来てくじが当たるなんて」意外性に驚き、他の子供たちも新しく入る子に心の中で拍手を送っていた。良い子たちだ!

でもですね、本当の地面から出ている筍を見ていつか、この描き方が違っている点に気づくだろう。竹の皮を剥いてしまってあるモチーフと本当に生えている竹との違いだ。それもいいと思う。先にとにかく描いておいてあとから正しい物をみて、理解することもあっていいのではないだろうか。子供たちが幼稚園などでの体験(いも掘りや大根抜き)が、本質の理解として積み重なっていくことが大切だと思う。そういう意味において私が以前お借りしていた八ツ橋学園幼稚園は子供たちに体験をたくさん積ませていた。

ところで、見学のタケシ君の絵は写真撮り忘れたので、次のおけいこの時にここに掲載しますね。

追記:右はあとから描いたヒナタTakenami (詩あり)とナミ。二人には筍のモデルをなしにして詩を描かせた。かえって想像が膨らんで描けたとも感じる。Takehinata

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