トビウオを描く・2010
魚屋では今、旬のトビウオが売られている。子供たちはお母さんと一緒にお買い物にも行く時間がなく、切り身になった焼き魚を食べるだけだろうが、あとりえでは一尾の魚を用意して背びれや尾びれを広げて見せて描かした。
昔私たちが小さい時はお買い物について行って、魚屋のおじさんがさばくのをじっと見ていたものだ。今でもデパートやスーパーでも対面販売の場があると見ることは出来る。子供たちが小さいうち、母親と行動を共にする時間があるうちにそのような体験を積み、絵を描くことにプラスにするだけでなく、切り方の意味や、調理のプロセスを学んでおいてもらいたい。そのような経験は文章にする時も大切だからだ。
パックにされた魚が売られ始めたのは私が結婚したばかりの頃だった。今では慣れてしまったが、その当時は何とまずそうな切り身だ、と感じた。昨日は、おけいこが終わってから私はまるで夫が釣りにでも行ったように4尾のトビウオを背開きにしたり、三枚に下ろしたりした。そしてこうしたことを子供たちの前で実演すればよかったと思った。いつかまた別の魚でしてみよう。
公募展(三菱の子供の絵のコンクール)などの時には他のアジアの子供たちの絵画は親の手伝いや、地域の信仰の行事などで、実に絵が生き生きとしていた。私も出来るだけ子供たちが生き生きした絵を描けるようにしたいので、学校のやり方とは違う切り口で指導しないといけない。絵はクリックして大きくしてみてください。なお、2005年7月10日にも「トビウオを描く・Ⅰ」「トビウオを描く・Ⅱ」を書いている。その当時の子供たちはもう、高校生になっているだろう。記事を読みなおしてみると、取り上げた2人が九州に親戚があり、良く海を見ている子だった。ⅡはアリアちゃんとⅠはお父さんが共同新聞記者の カナちゃんとハルナちゃんだ。今、どうしているだろう。
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