クリスマス工作・2010@フェルトの家
左からリコ、タケシ、トモヤ。
今年のクリスマス工作は次女が無印良品で≪家を作る型紙≫を見つけ、それを基本にした工作を展開することにした。アイデアを出すことは好きなのだが毎年、オリジナルを作ろうとすると大変だ。10月から準備が始まる。私は子供たちの満足がいくようにいろいろ材料を整えている。私にとって≪学校ではできないだろうね≫という条件も大切なコンセプトだ。 今回はフエルトを使い、屋根と窓は自由にして良い、と言って進める。窓の中の家族をシルエットにして出す子もいれば、窓を大きくする子、小さくして二つにする子もいる。私の作ったお手本が子供たちのハードルを高くしてしまうと面白くないので、写真や絵本などで見せてから、制作させた。『英国のカントリーサイド』ーさまざまなパブイン、民家や町並みー増田正社員(集英社)それと『くまの楽器店』安房直子作、こみねゆら絵(小学館) 理屈抜きに楽しんで作っていたが、根気も必要だったので、息もしないで作っている子もいた。こういう時に、家、即ち子供たちの家庭が現れてくると思う。私の教室にくる子たちは、家庭が大変恵まれている。勉強やスポーツに加えて絵画教室を選ぶのは両親の考え方が、情操教育の大切さを解ってくれているという事で、それは言いかえれば子供の教育に熱心でもあり、愛情が豊かということになる。そうなると、黙っていても親の愛を何かの形で表す。絵画で、家を子供が描く時よりも、立体の家ではもっと表現されやすい物かもしれない。 ただ今回の場合もフェルトを切り、ボンドで貼るという工程が簡単ではなかったけれど、一生懸命に作りました。写真は一つ一つをクリックすると大きくなります。このページをたまたま見つけた方も、子供たちを想像して、ご覧になってください。
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