ヒレンジャク(緋連雀)に明日も会いたい
山小屋近辺では自然観察は常に外を見ていないと変化に気づかない。午前中にヒレンジャクの集団が来ていた。ツルウメモドキの実を食べていた。図鑑で調べて、その鳥の名前がわかったのだが、尻尾の色が真っ赤で鮮やかだった。始めて見た。キレンジャクは以前見た。ヒレンジャクはノイバラ、ツルウメモドキ、イチイ、ヤドリギの実を食べるとのこと、すべてこの近辺に生えている。また野鳥図鑑によれば、飛来する年と、全く飛来しない年もあるようだ。アムール川、韓国から来る冬鳥だそうで、そしてなんと言ってもヤドリギの種を糞から出して木に定着させるので有名な鳥なのだ。ピーピーと鳴きあってシラカバの木を上下して仲間と飛びあっていた。ここまで書いて調べるうちに、さっき居た所にヤドリギの糞が落ちているんじゃないかと思い、外に出て見に行った。寒いので外に出るのも容易ではない。トコトコ。二軒隣の小林さんのうちには立派なヤドリギがある。双眼鏡で見てみるとエメラルドグリーンとモスグリーンを混ぜて透明にしたようなヤドリギの実がついている。ドイツのミュンヘンのクリスマスマルクトで売っていたヤドリギを思い出す。心キュンキュン!
ところでベランダにシジュウカラを集めようと思い、バードフィールダーに1カップぐらいのひまわりの種を入れる。せわしなく鳥たちが食べに来る。近くのシラカバの枝に止まってワンクッション置いてからくるもの、遠くの木から一気にくるもの、ベランダに落ちている種を拾うものなど、様々だ。そばで私がベランダの雪かきをしても平気で行き来している。焼き鳥にして食べちゃうぞー。冗談ですって。もうそろそろ種がなくなってきたので明日大量に買って来よう。冬場に鳥の餌をあげることは環境に悪いことではない。こうして、シジュウカラを呼べば、他の鳥たちも来やすくなる。
一昨日降ったらしい雪が白く地面を覆っている。今日ココとロング散歩をした時の動物観察では鹿の足跡はない。狐が縦横無尽に歩き回っている。それと我が家の近くにはリスの蝶形の足跡。熊笹のたくさん生えているところにはウサギの足跡がある。そう言えば、我が家は留守中は鹿が入らないようにお婿さんがフェンスを張ってくれたのだが、ウサギと狐の足跡がネットをくぐる様に着いていた。ウサギも入る時は良かったけれど出る時は困ったんじゃないかな。お絵かきの子供達にウサギの糞を見せてあげるんだ。明日探そう。山の上の大きな木の陰の根方。そこがウサのトイレだからね! 笹の匂いのするマコロン! iPadで書いているので改行できません。お見苦しいですが更新を早くしたかったのでこのまま載せます。
| 固定リンク
「田園の誘惑」カテゴリの記事
- ロータリークラブの卓話にご招待(2021.11.27)
- ≪田園の誘惑≫更新しています(2013.05.06)
- 婿殿の自動車教習(2013.01.27)
- 今年始めて山小屋に(2013.01.24)
- 11月22日はどのように過ごされましたか?(2012.11.26)
この記事へのコメントは終了しました。
コメント
滝川様
あとりえチビッコのブログをご覧くださりありがとうございます。
コメントをいただいて嬉しくなり、また記事の更新をしちゃいました。寒いです。でも、年明け風邪気味の様な状態から、元気がなかったのですがこちらに来て、いつもの私に戻りました。また春が来たらこちらでお会いしたいです。
投稿: keicoco | 2011/01/16 11:41
今日は朝から寒い寒い曇天、今頃は56万人の大学受験生が難問に取り組んでいる頃でしょう。川上村も北極並みの寒さでしょうネ。ヒレンジャク!でましたか!尾の先が赤で過眼線が喉にかけて忍者の様に黒、昔、ヤドリギを食べた糞を、尻にブラブラ垂れ下げて何羽も木に止まっていました。しばらく見なかった野鳥です。コガラ、ヒガラ、私の財布の様な名前のシジューカラ、カケス達、餌がなくて困っているのでしょう。庭にはジョウビタキが来て南天の実を咥えてご機嫌です!間もなくシベリアに旅立つでしょう。お元気に。
投稿: 滝川順雄 | 2011/01/15 15:36