« 2011年1月 | トップページ | 2011年3月 »

2011年2月の記事

2011/02/26

《暮らしの中の旅5》ときがわ町

川上村に来ている。鳥たちも里山に下りているのか、さえずりも聞こえない。外を見ても、何もない。在るのは太陽の光と良い空気だけだ。こういう時は深く自分の心の中に入って行こうか。もうバレンタインデーも終わり、自分の心を奮い立たせる物は見当たらないのかもしれない。でも次にはあの日がある。Hpp2258843これから来る、年に一度の真っ赤な嘘を言ってもいい日! カミング、スーン。車の運転中に何度かいいアイデアが浮かんだ。メモをできずに忘れた。まあいいさ。あの日までにその年一番の良いアイデアが出る。真っ赤な嘘。このようなことを平気でつぶやくのも最近のこのブログのアクセス数の減少しているから、何でもありで言っている。品性は失わない範囲で言ってしまうぞ。
昨日は親戚の方の入っている老人介護施設に行き、久しぶりにお会いする。母と近い年齢であるため、その身体と心について思いやる。それと管理している家族の方たちの気持ちも思いやる。今読んでいる曽野綾子さんの本《 老いの才覚  》にも出ていたが良い歳の取り方が出来なくなっていると言っていたことを思い出す。私は『老婆は一日にしてならず』と以前の日記に書いた事があるが、私の母も現在の姿は、積年の賜物。痛いいたいと言うから痛みを分かち合いたい、心の切なさをなんとか聞いているが、私が本気になると自分が鬱になりそうだ。だから本気にはなってはいけない。こうした事を自分の子供たちにまるで先祖代々受け継がれたように伝えていく事は辛い。なんとか別の方法はないものかと思う。Hpp2258846
そんな事をジーット助手席で考えながらそこからほど近い次女の家に行く。そこから娘を連れ出して都幾川《とき庵》(写真左)のやさい天ざる(写真上右)。その天ぷらが地元の野菜を使っているので美味。柚子の天ぷらは、果肉の水分を取ったものを揚げてあった。他にそれはそれは美味な天ぷらがあったので名前を聞いたのに忘れたのでインターネットでしらべる。娘に聞くと『もう忘れちゃったのママ』なんて言われそうな気がするので《とき庵》に電話する。アピオスという。それは始めての食感だった。アピオスはネイテイブアメリカンが戦闘に行く前に食べたという芋の一種だという事だ。とき庵の口コミサイトには季節によりその天ぷらの種類が違っていて季節の移ろいがわかって、楽しい。建具会館に寄り、檜の木工品や野菜を見る。その後豆腐工房わたなべに寄り、湯豆腐用の豆腐と黒胡麻豆腐を購入。そこは駐車場が広くそばには湧き水を自由にペットボトルに詰められる。また豆乳ソフトを食べながらゆったりと出来る。
里山への遊山もこのような蕎麦や豆腐やアイスがあるとゴージャスになる。そう思っていたら、山小屋の外で鳥たちが騒ぎ出した。ひまわりの種をいれてあげようバードフイールダー に。待ってなさいね!

| | コメント (0)

2011/02/19

風邪や怪我で休んだ子たち

風邪や怪我で休んだ子たちをまとめて課題をさせた。

主人の仕事で川上に行く予定だったが、ココの体調が悪く、獣医の先生に見せると、犬にとって気温の差がありすぎるところに行くことは体に良くないという判断から今回は辞めたからだ。そこでその時間を休みの子たちを集めて課題をした訳だ。必ず補講するということではないのでご了解ください。

子供たちは怪我や受験を経験すると、そのことを自分なりに誰かに分かってもらいたい気持ちがある。怪我の時の麻酔や、受験の時に熱を出して意識を失ったりしたことなど、不本意なことも誰かに分かってもらいたいはずだ。絵を描いたり、文章を描くということは自分に向かい合う感じがある。こうして出された課題であっても、気持ちも出しながら描いている。説明しがたいのだが、そんな時間が流れていく。そうだ、昔からそんな時間が流れている気がする。このあとりえ・チビッコでは。

Hosa_kentaHosa_namiHosa_reina 左からスルメを描いたケンタ、ナミ。牛乳パックのデザインのレイナ。

Hosa_hinata

Hosa_riho_2 左からヒナタと< トランプをする自分> を描いたリホ。

| | コメント (0)

2011/02/14

バレンタインデーのメッセージ@2011

バレンタインデーのメッセージ@2011

3

ドイツの旅を始めてかなりの回数になり、二回はフランスに行っている。二十年程前に、夫に外国に行くならどこに行きたいかと聞かれて、ドイツと答えてから、それをずっと続けている。去年、もう一つ行きたかった場所パリに行った。ずっと憧れていたところだから。フランスも良かったけれど、帰って考えてみると、ドイツのパンに軍配が上がり、またドイツに行きたい気持ちが募っている。

ドイツの朝はパンから始まる。ホテルの階下からパンとコーヒーの匂いが混じって、ドアの隙間からプーンと入り込んでくると、ドイツにいる実感が湧いてくる。以前南ドイツ、メーアスブルグのアルテ・ポストというホテルに泊まった時には道路を隔ててもう一軒別館があり、毎朝パン屋から届いた籠にはたくさんのパンが入っているのが見えた。私は種がパンのまわりについているブレートヒェンが気に入っている。その小麦粉を採る六月の小麦畑は列車から見ると延々と緑が続く。ゲルマンの民は森の木を切り、森林を開墾し、畑を作り、パンの文化を築いたのだろう。

隕石が落ちて出来た町、ネルトリンゲンではかなりの量のアスパラガスを食べた。ドイツでは肉料理も魚料理も日本のサイズと比べようもなく大きいのだがアスパラだと大きくても大丈夫、胃に負担にならず、しかも美味しい。ただその食べられる時期と地域も限られているので、初夏に街を歩く時はレストランの壁に貼られたSPARGEL!の文字を真剣に探さなくてはいけない。

ドイツ北部のハンブルグでは美味しいニシンのマリネを食べた。オーロラソース風にあえてあり、もう一つは白いソースだった。赤白のニシンが朝食に出たのです。教会の前の広場には週に二回、市場がたち、衛生的な保冷車で魚やハム、チーズが売られている。私たちは外食に疲れるとよくそこで買い物をし、ホテルで食した。ハンブルグの下に位置するツエレの市場では、そこに集い買い物する人たちと目と目で挨拶が交わせるのも楽しかった。花屋の花も溢れるほどある。散歩する人と飼っている犬たちを見ると、横浜に残してきた我が家の犬ココを思い出させた。

ドイツの旅も振り返ってみれば、旅の縁。そしてチョコレートを贈る人にも、チョコのご縁。今この手紙を書く幸せを感じながらバレンタインデーの趣旨に基づき『 LOVE KEIKO!』と小さい声でつぶやいています。気候の変動も激しく、地球上ではソーシャルネットワークが大きな渦を巻き起こしています。皆さまがいろいろな雑事に挫けず、いつもニコニコ笑って、体が元気でいられますよう祈っています。私も心にLOVEを持ちながら年齢に抗いつつ、ゆったりと真善美を追い求めていきたいと思います。

皆様も絵に書いたチョコを見て元気を出して下さい。                                    

2011年2月14日        ❤  LOVE KEICOCO !❤

| | コメント (2)

2011/02/11

牛乳パックのデザインを学ぶ

Milk_de_kenta_2Milk_de_manamiMilk_de_momoka 左からケンタ、マナミ、モモカ。

Milk_de_namiMilk_de_rihoMilk_de_riko 左からナミ、リホ、リコ。

   

Milk_de_takesi_2

Milk_de_tomoyaMilk_de_risa_2

左からタケシ、トモヤ、リサ。

牛乳パックの形をしっかり見て理解してから、自分の牛乳パックを考え、デザインしようと進める。

子供たちには横から見たパックの立体のデッサンのラインの見本を横に置いて描かせる。自分の考えた牛乳のデザインは前面から見た一面だけ描けばいいことにした。リサ牛乳、モモカMILK、ガスパール乳業、美味しいかもしれない牛乳、明治を朋治にしたり、真奈美の真をとって真牛乳、いろいろアイデアを出すのが好きな子、本物と同じに描きたい子など、それぞれの子供の思いつきで表現が違った。

ところで今回ケンタが舞い戻った。受験が終わった。玄関のピンポンが『ピンポン、ピンポン、ピンポコピンポコ、ピンピンピーン!』 『あっつ、健太だ! 懐かしい!』 皆が家の内で叫んだ! そう、健太はいつでもそうやって来ていたから!しかし、トモヤと健太が隣り合って不協和音を奏でた。でも私は二人の関係を察知したので、仲良くできるよう話をする。しばらくたって理解できたと思う。

リホは牛のキャラクターを自分の家族風に描き変えて楽しんでいた。マナミ、リコ、ケンタは字をよく見て立体感に迫った。何人かの子たちにはアクリル絵の具と、マーカーの併用をさせた。マークの文字を際立たせるためだ。

 タケシは友人と公園で待ち合わせたからと、30分しか時間がないと言う。仕方がないので、お友だちと遊んでから、また来るように言う。男の子の社会性はこういう時は絶対に何よりも優先する。だが、しばらくして戻り、また続きを丁寧にした。気がかりなことを済ませれば集中できる。

 リサのデッサンは曲がっているけれど、牛乳がパックの中でチャプチャプしてそうでいい。写真を一つずつ大きくクリックして見てほしい。

| | コメント (0)

2011/02/05

バレンタインデーのメッセージ準備OK

バレンタインデーのメッセージを書き終えた。これから印刷、発送だけど、プリンターのインクが無いと表示されている。夫が帰ってから聞かないと分からない。今年はメッセージを書く気が起きなかった。何故なのか分からないが、一週間ほど、気持ちをふりしぼって書きはじめたら、今では高揚感が出て来た。不思議なものだ。
母の老人介護施設に行くうちに、メランコリーな気分になっていく。いつでも張り切って五感を研ぎ澄ましすぎるのも問題があるようだ。
ところが、私が教えている子供たちは元気で、新しい刺激に満ちている。五感を研ぎ澄まし、もう少し関わっていきたい。
バレンタインデーのリストに書いてある人に皆送ることは郵送のことや、事務作業を考えると疲れそうだ。毎年少しづつ減らしている。もしかして期待している人がいたら申し訳ないけど。今年も減らす。ホワイトデーの心配をおかけするのも申し訳ない。事業仕分けという言葉に乗ってしまうような気もするが、下手な文章で無理やりチョコレートを食べさせるという私のやり方も、時代錯誤な気もする。自分の体力が無くなると本チョコだったものも義理チョコに変形していくように思う。でも自分も相手もどんなに年をとっても、異性として意識していたい人はいるような気がする。そんな気持ちが若さを維持していくのだと信じてる。

| | コメント (1)

2011/02/04

点で描きはじめるスルメ

Tensen_hinataTensen_manamiTensen_momokaTensen_riho 左からヒナタ、マナミ、モモカ、リホ。

Tensen_rikoTensen_risaTensen_takesiTensen_tomoya 左からリコ、リサ、タケシ、トモヤ。

Tensen_reina 左はレイナ。

今回は節分豆まきの前日だったので、玄関には柊、イワシの頭、大豆の豆がらを飾って子供たちを迎える。日本の四季の行事も大切だ。我が子に教えたことはあとりえ・チビッコの子供たちにも教える。そして今日描くモチーフは『スルメ』。ルーペで拡大して見ると大小の点が流れるようにある。そこをよく見て描くようにと言い。デザイン用の細いペン(ピグマ)で描かす。本来子供には贅沢な教材だが、細かいところを見て描くことによって表現も丁寧になり、観察も真剣になる。初期の材料は線が細いが後は自由にマーカーで描かす。ミクロから描きはじめたということだ。

 切ったスルメを別に用意して、初めに1本、描き終わってからもう1本食べながら描いた。たまにこのようなことをすると子供たちは和んで、真剣になる。

リサちゃんは目刺しを大胆にゼブラのマッキ―で黒くした。デザイン的にコントラストが付いた。モモカちゃんは空いた部分が大きいからサインを入れたらというと、大きな英字を書いてこれもまたデザイン的処理になった。私は子供たちの性格を知っているから、これは100点と言える。一生懸命努力したということだ。

 100点といえばちょうどこの日は中学受験の日だった。子供たちの中にはいないが、以前来ていた子の中に6年生で今、受験をしている子もいるので、その子たちへ配慮するよう話す。どうしろと言わなくても分かるとは思うが、気遣いを時々してあげることは友だちとして大切だ。こうして教室をしていると、娘を育て、孫の面倒を見たおばあちゃんには言うことはいっぱいある。私が言うことでうるさいと感じることもあるかもしれないが、絵を描くことで素直になった心にはすーっと浸みこむ気もする。

時々子供たちから≪スルメをかむ親爺≫などという言葉が聞こえた。私も言ったけど。

| | コメント (0)

« 2011年1月 | トップページ | 2011年3月 »