私もリンゴの木を植える
21日早朝横浜を出てきたが、ガソリンの心配と連休最後の日のせいか中央道の車は少なかった。中央道に乗るまでの津久井や相模原では早朝にもかかわらずガソリン給油の車が並んでいた。談合坂のサービスエリアの給油所は規制をしていたが、車は並んでいなかった。一人5ℓと張り紙に書いてあった。我が家のカローラフィールダ―は高速で燃費19Kだから95kmはいけるということになる。たまたま、私は地震の前に満タンに給油していたので今回は何もしなくても往復できる。
地震が起きてからインターネットでもテレビ、ラジオの情報を聞いて不安にもなる。勇気を持って自分の信条を吐露している人もいるが、私は自分の至らなさに気づき、口を噤む。自分の信じることと、今まで大切にしていた信条を大切にして変わらずにぶれずに生きていきたい。ただいつも通りにすることによって社会や経済を動かすことにもなると思うので、『いつも』を大切に行動している。頭の中のシナプスは引っ張り合って切れそうな気もする。その私を夫は気遣ってくれて、今は山小屋にいる。本当は私の方が本質的に強いかもしれないが、お言葉に甘えてしおらしくしている。
昨夜は食事をしながらツイッタ―を読むと、テレビでの情報とはかなり違うものがあった。私はこう言っていても、パソコンもインターネットも必要最低限の操作しかできない。だから、自分ではどこまで核心に迫っているのか分からないが、かなりの情報だった。ユーストリームでは講演会をライブでやっていた。そのサイトは私が始めてドイツに行き、帰ってから読んだ『ドイツの門番たち』広瀬隆氏が早稲田のスコットホールで公演をしていた。「地震大国日本、広瀬氏は原発の危険性を訴え警鐘を鳴らし続けてきた、そして広瀬氏が予測した事態がまさに今起こっている。」私は科学的な言葉や数値は私には専門外であり、ココにそれを復唱することは出来ないが、ようするに原子力の専門家が本当のことを言っていないということだそうだ。
そして、問題になっている放射性物質を取り込んだとしても、薬を飲むことより酵素入りの味噌を食べると良いと言っていた。これは私のブログを見に来てくださる方にプレゼントと言うほどに言っておかねばならないと思い、書いた次第であります。だが、このブログのカテゴリーの『田園の誘惑』を都会の喧騒を忘れて訪れてくださる方もいるので、化学的な専門外のことに触れ過ぎるのも私の本意ではない。
地震発生から今日で13日、明日で2週間になるが、ここずっと私の心でこだましていた言葉がある。それを調べたら分かった。C・V・ゲオルギウの言葉。(追記:マルチン・ルターの説もあるようです)ちなみに私は田園の誘惑には勝てない自分がいる。それが私にとってのリンゴの木だ。夏の虫、冬の寒さ、早春の緑の木々。この山小屋の自然。ゲオルギウの言葉は
「たとえ世界の終末が明日であっても、私は今日リンゴの木を植える」
追記:これは自分への言葉であって、相対する他者への言葉ではありません。
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