キャラクターを作りだす試み
左からヒナタ、マナミ、モモカ、ナミ。
今回は、以前から描かせている『洋服を着た豚』シリーズの課題をした。言葉の組み合わせをイメージとして描いていくというやり方は、頭の中でそれぞれ違うアイデアを作り上げていくから真似が出来にくい。
今回は放射能に汚染された土地を改良できるというヒマワリを『土の中の毒を食べるヒマワリ』というフレーズにして描かせた。科学的なことは知らないがひまわりには土壌を変えることが出来るという。それでは土の毒を食べるヒマワリと言いかえれば絵にかきやすいかと、考えた。トモヤくんのイメージがだいぶはっきりしてきた。お家にはアイデアのためのノートがあってお母さんには見せられないって。あっ、言っちゃった。それは≪キモい種類≫だそうだ。だから今日の『土の毒を食べるヒマワリ』はやりたい種類の課題だったみたいだ。他の子も、きれいなヒマワリじゃなくて気持ちの悪いヒマワリを描くのもたまにはよさそうで、トモヤくんに刺激されていた。
子どもにはイメージしにくい放射能というものを≪毒≫という言葉にして説明したが、美しいヒマワリが土地の改良に役立つということを考えさせたかった。おけいこが終わってから、インターネットで≪福島の被災者の子どもたちが放射能が付いていると言われ移動先の船橋でいじめを受けた≫というニュースを知った。この大倉山には被災者の子供たちを見かけないが、ヒマワリの話につけて、そのことも一緒に話すべきだった。来週話そう。孫のトモ君は船橋にいる。そういうことがあるとすれば気にかかる。
また『ブランコのある木の上の家』という絵もそれぞれのイメージが持ちやすかった。なにかの機会にこのツリーハウスを描いた絵本を描かせたい。そのため、1人だけ公開。レイナちゃんだ。子供らしい視野で描いている。モモカちゃんの木はアイデアがデザイン的に整理されていて良かった。ここで発表はまだしたくない。
今回のキャラクターはいずれ、絵本を描かせる時に登場させようと思っている。一つ一つ積み重ねていかないとね。
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