安田律子・退職記念展@女子美アートミュージアム
女子美術大学短期大学教授 安田律子先生の退職記念展に行ってきた。相模原の女子美アートミュージアムで開催されていたが、今日が最終日だった。私が若い頃行っていたのは短大のある杉並だったが、相模原に大学が移ってからは2度目の訪問であった。
安田先生の作品は相変わらず文様の筆のタッチが生き生きとして、重ねて円熟味が増してきているのを実感した。我が家にも先生の若い頃の作品のお猪口ともう少し経った頃の大皿がある。子供が小さい時や若い人がきた席では割られてしまうんじゃないかとどちらかと言えば控えめに使用していたが、これからは私も腕を振るって美味い料理を作ってのせようと思った。
会場に置かれていた年表には私もオーバーラップする時期もあり、先生方の写真を懐かしく見た。安田先生の薫陶よろしく長女も女子美で陶芸を指導していただき、卒業後には縁あって 『陶芸道具の選び方・使い方』(小笠原規恵・豊田すおみ)誠文堂新光社刊 を出していただいた。
安田先生が学生だった頃から教授となられた最近までの略歴や作品を拝見し、長い間のご努力と才能に脱帽の思いだった。なお年が明けたら横浜高島屋と銀座のギャラリー青羅で作品展が開かれるという。今度は久しぶりにお会いしたいと思った。最近私が風邪のあとの咳が抜けなかったので、最終日になってしまった。相模原はいつも川上村の山小屋に行く時に通り抜けているが今日、一人で16号の若松交差点から北里大学を通って女子美へと行くのは結構楽しいドライブだった。
ちなみに、女子美祭は10月28日から10月30日まで、相模原と杉並で開かれるそうです。受験生対象のキャンパス見学などもあるようです。
| 固定リンク
「文化・芸術」カテゴリの記事
- コロナ下の訪問そして医療関係者への応援(2020.08.23)
- 独楽の着色(2019.02.08)
- 独楽のための着色練習@ボードに抽象画(2019.02.05)
- 静物画 @白菜と蓮根とスルメ(2019.01.10)
- クリスマスプレゼントの袋(2018.12.11)
この記事へのコメントは終了しました。
コメント