ビンとハロウィンのカボチャ

子供たちはハロウィンのかぼちゃをメインにしたモチーフを描いた。左はレイナとマナミ。二人ともマイペースで自分らしい絵が描けた。
アトリエでは12月のクリスマス工作の前に静物画をホッとして描くといい作品が描ける。この論理は私が長年教えていて感じることでそれは学習指導要領には書いていない。また季節の変化に子供たちも気がつくので、その点を作品作りに取り入れて、自分の力を感じさせて描くことができればおのずと力がこもり、個性を感じる作品が出来上がる。私が上から教えるというより、そのような場をを設定し続けることで、子供の力が伸びてくると感じる。長野からの帰り、談合坂で求めたアケビとザクロもハロウィンのカボチャと一緒にモチーフにしてみようと置いてみた。そしてザクロと言えば鬼子母神の話をしなきゃならない。
昔500人もの子供がいる鬼子母神は食料として、子供をさらって食べていた。あまりにひどいことと人間の母親がお釈迦様に相談した。それを聞いたお釈迦様は鬼子母神の500人目の子供を隠してしまった。鬼子母神は気が狂ったように泣いてお釈迦様に相談に行くと、『500人もの子供のいるのにそれ程に悲しいのか? 人間は1人か2人の子供しかいないのにお前に食べられて悲しい思いをしている。これで人間の母親の気持ちがわかったか? 今後人の肉を食ってはならない。また食べたくなったらざくろを食べなさい。』それからは鬼子母神はそのようなことをしなくなり、子供を守る神様になったということです。ザクロは人の味がするそうです。

入ったばかりのアスミちゃんには怖い話だったかもしれない。抱っこして 話してあげればよかったかも。左は入ったばかりの幼稚園児のアスミとヒロト。昔私は母からその話を聞いて、嘘とわかっていても、ザクロの形にそのグロテスクさを重ねてワクワクしていた。そうして子供たちが描いた今回の『ビンとハロウィンのカボチャ』

左はリホとリン。リホ、リンが個性も出しつつ、観察もよくしていた。リホは偶然の汚れを周りに広げてみた。時間がある子は実験的なことをやらせたい。
こういう絵の時に曲がったビンやいびつな形を見ると見るものを不思議な気持ちにさせることがある。絵にはそういうものが求められているとも言える。


タケシ、ナミ、アスミ、新しく入ったヒロトは曲がったビンの面白さが出た絵だ。左はトモヤタケシ、ナミ。トモヤはハロウィン気分を出している。


左はモモカとリサとヒナタ。6年生のリサは筆圧が強いので特別に6Bの鉛筆で描かせてみた。同じ6年生のモモカは色彩で描くように言った。ヒナタはお父さんと特別な時間が出きてサファリパークに前日、行けて、動物たちをすぐそばで見れたことを話してくれた。ヒナタには最高にいい時間だったようだ。まあ、たまにはいいじゃない、絵に集中できない日があったって。これが肥やしになる日もあるさ!
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