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2011年11月の記事

2011/11/29

クリスマス工作とドイツ旅メール

車のアクシデントは修理日も決まり一安心。今は横浜に戻っている。
川上での短い滞在期間に白菜漬けとザウウェルクラウトを作り置いてきた。あちらに行くたびにチョコチョコと食べ、また持ち帰る。一昨年の秋には体験画で白菜を漬けるところから教えて、絵を描かせた。
さて、あとりえチビッコのクリスマスの工作は予定表では《私の作った家》となっているが《年輪のクリスマス》という感じ。楽しい作品になるはずだ。これもドイツのクリスマスマルクトを経験しているからそれが現れていると自負させて貰いたい。松ぼっくりは普通の松のものと、ちょっと違う松のとがある。子供たちは分けてあげた木材の素材の中から取捨選択して作っていく。今ヒロト君が幼い子供らしい無鉄砲さで取り組んでいるのが楽しい。もししすると《森の中の前衛芸術住宅》になるかもしれない。子供たちは家を憩いの場としての安らぎを感じて作っているような気がする。皆恵まれた環境に囲まれているからだと思う。私はこのところ工作の試作などに時間を使っている。自分が作りながらも5歳児の考え方まで、ズズーット降りていって作品の仕上げを考えたりしている。

私のメールに《ドイツ旅メール》が来ていた。その中にドイツの都市でのクリスマスマルクトが紹介されていた。雪の白、緑の樅、赤いリボン教会の塔などまた行きたくなってしまった。
明日はクリスマス工作の2回目だ。制作にかかる時間がいろいろで読みにくいが、なるべく自分の力で作り上げさせたい。
ドイツの旅メール
http://www.germany.travel/jp/specials/christmas/christmas.html

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2011/11/26

冬の中央道サービスエリアで車中泊

思いがけず、中央道でエンジントラブルを起こし、木曜日の夜から翌朝まで、動かない車の中で一夜を明かした。運転している車がどんどんスピードが落ちて行くのは焦るばかりだ。そばを大型のトラックが物凄いスピードで通っていく。この原因はマットがアクセルに挟まっているんじゃないだろうかとか、足が短くてアクセルに届いていないんじゃないだろうか、ギヤが間違っているんじゃないかなどと初心者的対応で出来るだけ冷静にと務めた。
丁度私たちが止まった場所の100メートル先にやはり故障で止まっている乗用車がいて、その要請で来たらしきJAFの若い人が出てきて背後に発煙筒を焚いてくれた。正確には『先に故障連絡を受けた乗用車のために、私たちの後ろに発煙筒を焚いた』という言い方が正しい。でも『地獄に仏』とばかりに、JAFの方にここ中央道の路側帯からの脱出をお願いした。その地点が境川サービスエリアに近かったため、まずはその場所で調べてくれた結果を懇意にしているトヨタのKさんに伝えそこから、甲府昭和のトヨタに伝えられた。だが時間は夜間8時をすぎていたため修理は明朝になるということで、3種程の案を考えたが、犬連れでもあるのでサービスエリア泊に決めた。ここでJAFに牽引されて普通道に降りることも考えた。(削除)まだJAF会員になっていないので無駄なお金を使うのではないかと、老妻賢母な考えも浮かんだ。ところが日本には冬型の高気圧が来ているので今年一番の寒気と、放射冷却も起きると言っていた。
芳州さんも私の体を気遣って寒くなるとすぐエンジンをかけた。ところがそのエンジンの不調があるものだから、夜も開ける頃にはガタガタいい出して車が震えるようになり、本当に寒かった。電池が切れて携帯が使えなくなり、いろいろ困っていると助けてくれる人もいた。尾張小牧のトラックドライバーの人はいろいろな案を授けてくれた。充電をさせてくれた人もいた。
そこで、私もこうなったらやらなきゃと、若い人ならば簡単にできるであろう携帯iPhoneからのJAF入会をした。老眼鏡をおもむろに出して、小さな文字をスクロールしながら、指先をバレリーナにしてがんばった。iPadはiPhoneと同じなのにインターネットがつながらない。大きくて使いやすいのに。

夜が明け横浜のトヨタと連絡が取れて、JAFの牽引車が来て私たちもその作業車に乗った。甲府昭和のトヨタで1時間半程待ち、車は普通に走行できるようにしてくれた。原因は燃費を節約する電子装置の故障ということだそうで、普通には乗れるようになった。多少燃費が悪くなるそうだ。後日その部品が揃ったら修理に出すことになった。
そして川上村には金曜日の午後3時に着いた。私たち夫婦の年齢から考えると、《冬の中央道で車中泊》とは格別の経験であった。横浜のトヨタのKさんや甲府昭和のトヨタの技術者の方には大変お世話になりました。

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2011/11/17

子供の絵@ボードに描く

Bord_asumiBord_hinataBord_hiroto

左からアスミ、ヒナタ、ヒロト。

Bord_momokaBord_risaBord_takeshi

左からモモカ、リサ、タケシ。

Bord_reinaBord_riho

左からレイナとリホ。

 今回はボードに描かせた。

いつも自由に描かせたいと思っている。ところが急に自由にと言っても、戸惑ってしまうのではないかと考える。それはこの教室では何らかの課題を与えて絵を描くというシステムを繰り返してきた。

最近ブログ≪あとりえチビッコ≫にアクセスしてきた≪子どもの描く絵≫では結構描き足りないながらもは子どもらしい絵が描かれていた。そう言えばこのあとりえ・チビッコは課題を出すことでその日の効率良い制作時間があると私が考えてきたからだ。もちろんそれが子どもたちを楽しくさせ、自分も試作の段階で楽しいことを選んでやってきた。

今回もパネルに描くことで緊張させたけれど、私はある事に気付いた。つまり私がやってきたことが完璧に正しかったという訳でもないという感じもするということだ。それを踏まえたうえで子どもたちの自由さを大切にしたいと思う。それは長いこと入会しなかった素朴な幼稚園児が2人入ったからだ。これは児童絵画において昔から考えられていることでもある。『12歳になると絵が面白くなくなる』ということがある。それを回避したいと私は教えていたのだ。今すぐ答えは出ない。今12歳の子がいづれはいい制作の状態に立てるという願いみたいなものとしか言えないが。

オーストリアの児童絵画の先駆者フランツチーゼックの本をもう一度読み直そう。

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2011/11/15

あとりえ・チビッコのOBOGの近況@その1

あとりえチビッコのOBOGの近況を報告したい。最近では林ユリカさんにお会いした。武蔵美の基礎デザイン科に進まれたと聞いた。また今日は相川タカフミ君が日本のサッカー応援のため《かの国》に行くとテレビで放映されていた。先生びっくりしちゃった。相川君の友人の森崎君は、どうしているだろう。身体に気をつけてがんばってね。
またNHKの朝イチによく出てくる内藤裕子さんは昔あとりえチビッコに姉弟で来ていた。今年初めになるが、薬のドラックラグの問題を取り上げたときに、内藤さんのお母さんが亡くなられたと聞いた。そのことから、未承認薬が使えなくて困っている人がいることを知った。お母さんは優しい話方が裕子さんに似ていた人だった。
また木崎英介君は秋葉原ガーデンクリニックhttp://www.akiba-garden.com/staff.htmlの先生でがんばっているようだ。ちょっと横道にそれるが私はその病院のホームページの中の小川原純子先生のブログが興味深くお気に入りに入れた。
筒井ジョージ君はIT関連の会社でがんばっているとお母さんに聞いたすぐ後、彼本人に会った。大人になった今でも、小学3年生の時のジョージ君と同じ眼をしていた。池田ユミちゃんは医療の検査技師として働いていると、ママに聞いた。斎藤カスミちゃんにも会った。彼女は今高校生だがとても綺麗になっていたのでびっくりした。
最近入会したアスミちゃんは河村サトコさんの紹介で、河村さんの妹さんのヨウコちゃんはあいか先生のお友だちだった。小学校の時に同じ塾に通ったお友だちのお姉さんやそのお母さんのつながりで新しいお友達が入会してきたことに私はとても嬉しくなっている。ああっ《かの国》が1点を入れた!
私も応援しなくちゃ!ところでかなりエキサイトしているけど、相川君気をつけて帰ってくるのよ。
ところで、私は明日の工作の材木をノコギリでがんばって切った。『先生が準備で大変な時は子供たちは楽しい』というジンクスは今回も当たるだろう。

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2011/11/07

秋の夕暮れと山小屋の放射線量

Kawa_osamusi 冬の使者のオサムシが枯葉の陰から銀群青の姿をのぞかせた。毎年、オサムシに会って冬が始まる。手塚治虫はオサムシが好きで治虫をオサムシと呼ばせていたという。編集者が治虫氏〈オサムシシ〉はまずいでしょうと、オサムに変更したという。ファーブルもオサムシを研究していたそうだ。私はと言えば、オサムシを見るたびになぜか感激している。色が綺麗だからだ。オサムシはカタツムリなどを駆除してくれる益虫なのだ。
Kawa_kaki それにしてもまだまだ気温が温かい、温かすぎなのだが、天気予報は明日から寒くなると言うので、毎年の行事として干し柿をむき吊るした。今年は少なめにした。地元のビックリ市で山梨産のものを購入した。でも今年はアトリエの子供たちにはご馳走しない。それで少しにした。以前10月に渋柿を買って皮をむいて干したのだが、何個かカビがでたことがあった。それからは小さめのサイズにして11月に干すと決めた。小さめといってもスーパーで売っている柿のサイズより縦に長いし、グラムも若干多い。干す前に熱湯にサッとくぐらして、消毒をした。
Kawa_geiger また、昨日は知人のFさんご夫妻が日帰りで遊びに来た。あいにく天気が良くなかったので、残念だったが、また季節が良くなってからもチャンスはある。雨でも平気な清里のオルゴール博物館や、八ヶ岳高原ロッジへ道をドライブした。そしてご主人が放射線計測器を持参して、山小屋の何カ所かを測ってくださった。以前チェルノブイリの事故の時に買ったものもお持ちらしいが、反応して音が出るため、最近の機種にしたという。我が家の室内は0.14〜0.17で、私が心配だった雨水の落ちる場所は0.16〜0.18マイクロシーベルトだった。あと何カ所かも同じ程の値であった。機種と測定しているところを撮り忘れてしまった。我が家がホットスポットではないとホッとした。私は畑の作物も疑心暗鬼で食べていたが、気分が晴れた。ただこれから原発が何もなければの話ではあるが。そしてすぐ隣にホットスポットもありうる。手塚治虫のウランちゃんは可愛いが、放射能はいらない。そしてガイガーカウンターは必要だと感じた。クリスマスの工作も今年の森の木の枝を使うのをためらっていたが、わが敷地は大丈夫のようなので今日、夕方シラカバの枝を集めた。

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2011/11/03

菊とダリア

今日のモチーフは菊の花とダリアの花。左下からタケシ、モモカ、レイナ。
Kiku_daria_takeshiKiku_daria_momokaKiku_daria_reina   『好きな花の前に座って、その美しさやいいな〜と思ったところを一生懸命に描いてね。そしてその感じが先生に分かるように描けた作品だけブログに載せる』と言って描かせた。あまり良い方法ではないとは思ったが、今日は最近の小学校での落ち着かない状態をアトリエに持ち込ませないようにしたかったからだ。もしも誰もいい絵が描けなかったら、載せないとも言った。そして出来るだけ集中して描かせた。タケシ、レイナ、モモカ、トモヤ、リコが優れた描き方をしていると感じた。この5人は私が『もう少し』と言う言葉を2回ほど言っただけでで描いていた。

Kiku_daria_rikoKiku_daria_tomoyaKiku_daria_asumi 左はリコ、トモヤ、アスミ。  入会したばかりのアスミちゃんはレントゲン現象という、花瓶の中の茎を見えるように書いてからアケビのツルを上に塗っていった。またヒロトは菊の他にもう一つ得意なものを描かせた。自動車だ。こうして新しい幼稚園児が入ったことで、小さい子の絵を前からいる子たちが見ることはいい刺激になるのではないかと思う。Kiku_daria_hiroto 左はヒロトの自動車。

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