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2011年12月の記事

2011/12/31

今年の大晦日

Seisen 長野の山小屋から戻り、大忙しでお節料理の仕込みや買い出しをする。野菜の煮しめはゴミ出しの前までに皮むきし、30日午後に煮終えた。玄関の正月飾りもシンプルに松を二本飾った。30日に初めてしたことがある。年賀状の住所録の印刷だ。今までやっていなかったなんて、この私が言えないようなことだが、郵便番号を入れただけでできることを今回知った。31日には午前中に季節のご挨拶状を出した。でも着くのは3日以降になってしまうだろう。本屋でダイエットの本と『長寿遺伝子を鍛える』とiPhoneの攻略本を買う。図書館で借りた柳田邦男の『想定外の罠』とをがんばって読まねば。でもそのダイエットはストレッチ枕で寝ながら読むことが出来そうなので本3冊を読みながらダイエットできるはずだ。ムフムフムフフフフ

とココまで書いているうち、おめでとうメールが混むことに気づいたので今のうちメールにする。娘たちにメールを送るうちに、流していた紅白のテレビに和田アキ子が出てきた。一緒に写し孫に送信。娘からは「鏡に映っているね」と返事あり。芳州さんは横浜中華街のカウントダウンに出かけた。私は新しい年が良い年になりますようにと4字熟語を探す。ブログに新年のご挨拶を書くためだ。幸運な運命を調べると一陽来復(苦しい時期が過ぎて運が開きはじめてくること)一路順風(順風に乗って無事に進むこと)一路平安、九死一生、天佑神助、なんていろいろ書いてあった。そのうちの一つを選んでブログに載せる。2012年1月1日0時1分に設定。

こうして2011年は暮れていく。

最後に孤笈飄然という四字熟語を見つけた。学ぶ心を持ってさまようこと。何物にも縛られることなく、自分の求めることをのびのびと追求するようすとある。コキュウヒョウゼン。

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2011/12/24

ランタンの原始的な明かりと暖かさ

Kawa_xmas2 今日はクリスマスイブだ。この時期になるといつも教会のクリスマスを思い出す。私は中学から20歳までプロテスタント教会(碑文谷教会)の日曜学校に時々通っていた。弟と一緒に行くこともあったが、私はその頃から人は死ぬとその魂はどうなるか?とか考えていたので弟とは目的が違っていた気がする。その頃のことを思い出すと懐かしい。牧師様のお説教など宗教的な高揚もあったけれど、世界史の中のキリスト教を理解するうえでは大変プラスになったのだと思う。同時にビートルズや日本のポップスの全盛期になりかかってもいたので友だちの中に新しい音楽に詳しい人がいて、話しているのを小耳にはさむとそれだけで楽しかった。私が通学しているのが女子だけの中高だったから、余計男の子の考え方に興味が感じられた。良い時代だった。クリスマスにはいつも付属の幼稚園ですき焼きパーテイーをした。Kawa_xmas3

今年のクリスマスは、原発や震災で避難している人を思うと、静かにしていないといけないような気がしてくる。でも、元気で明るい自分を抑え過ぎていたら、鬱になりかねない。小さい子供たちを預かって造形教室をしているのだから冗談も言うし、明るくもなる。放射能も怖いが、それだけで自分の娘たちに逃げろとか疎開しろとかは言えない。ましてや生徒のお母さん達にだって言えない。みんなこの狭い日本の中で、夫が働く生活を、支えて生きていく妻がいて、子供がいる。

Kawa_xmas1 今、長野の川上村でクリスマスの日を迎えた。今年一年を考えると今までで一番重いクリスマスのような気がする。福島の人たちは本当にお気の毒だ。我が家の親戚の人も苦しく悔しい思いをしていると思う。しかし、その事に気をとられてはいけない、フランスのオルレアンの少女は自分まで弱くはならなかった、戦うことが出来るためには自分の心が弱くなったり、体まで弱くなってはいけない。とココで私は昨夜お腹を壊した。そこでこのような言葉が出る。こちらは相変わらず寒い。今朝はマイナス12度だった。クリスマスイブの食事に清里のMorimotoのチキンを購入して用意していたので、どうしても1日で直そうと決めてがんばった。多分この寒さが聞いたのではないかと思う。治って食すことが出来た!

ランタンの明かりが予想外に明るく暖かい。原発をなくしてもっと原始的なエネルギーに変えることが出来ればと思うが・・・・・・とにかくもっと勉強をしよう。苦手な事なので、バケツの水は溢れがちではあるが。

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2011/12/23

子供たちが夜寝ているあいだに来たよ!森のサンタたちが・・・・・

Christmas

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2011/12/22

版画で作るカレンダー

Hanga_6k 2週かけて制作した版画を昨日カレンダーにした。はがき大の色画用紙を9枚刷り、その中でムラやカスレのないものを選び、6枚貼ってカレンダーにしたものだ。版画は釘で引っ掻くという原始的な方法だがその時のラッキーな自然の線、これらは低学年になればなるほど偶然性の必然が幸いする。色画用紙の選び方と並べ方もデザイン的な訓練になる。

Hanga_6_3Hanga_7_2

リコちゃんには最初に説明をする時、『陰と陽からペンギンの目を黒くさせて、まわりの線を濃くするか白くする』ということが私のまだらっこしい話し方になり、時間を気にしていたリコちゃんに理解させられなくなっていた。でも今日、カレンダーになった作品を見て、二人で顔を見合わせて納得した。良い作品になったと思う。

新しい年、4月には中学生になるリサちゃんと、モモカちゃんは1枚ずつ交換して貼った。このあとりえにいたことの思い出の作品になったと思う。私は子どもたち全員の作品を二枚のカレンダーに貼った。そして『今日で今年のおけいこは終わりまた来年、よいお年を』と締めくくった。

Hanga_keicoco ≪お知らせ≫

さて23日から写真とペイントを合体させたクリスマスカードをブログに載せます。このつたないブログに訪問くださる方への心ばかりのクリスマスプレゼントです。 ≪森のクリスマス2011≫川上の山小屋の写真をペイントで遊んだものです。チョコットお楽しみに!

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2011/12/12

Doodle 4 Google「将来やってみたいこと」 @あとりえ・チビッコの子供たち

Doodle 4 Google「将来やってみたいこと」2011年の優秀作品が発表された。

あとりえチビッコでも夏休みに挑戦していた。応募資格が学校単位で応募しなければならず、今回は一応挑戦するだけに留まりました。子どもたちはいつもと違うデザインの考え方をし、Googleの文字に自分の将来やってみたいものを絵にしてデザインした。難しかったけれど、なんだかとても面白く考えて出来たようだ。また来年も挑戦させてあげたいです。

GoogleのDoodleホームページはここです。グランプリは床井 海心さんの「おかあさん」です! 将来やってみたいことがお母さんってすごい素敵ね!

ところであとりえの子たちもなかなか素敵です。ナミはケーキ屋さん。モモカはトリマー。ヒナタはサッカー選手。タケシは野球選手。リホは絵本作家。リサはキャンプ場経営。レイナは画家。トモヤは動物園飼育係。リンは世界を旅する人。トモユキはお家を作る人。みんな夢に向かってレッツゴー!

Google_hinataGoogle_momokaGoogle_nami

左からヒナタ、モモカ、ナミ。

Google_rin

Google_riho

Google_takeshi

左からリン、リホ、タケシ。

Google_manami_2

Google_reinaGoogle_risa             

左からマナミ、レイナ、リサ。

Google_tomoyaGoogle_tomoyuki 左はトモヤとトモユキ。   

            

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2011/12/08

DVDの楽しみ方

今日から寒波が来ると天気予報が言っているが、川上村は午後3時で3度だから、暖かい方だ。少し前に川霧がまるでミルクをこぼしたように流れていた。
私は児童造形教室の仕事をしながら、趣味の世界も怠りなく楽しんでいる。父が大変映画好きな人だったので、私もそれがDNAに記録されているらしく少しでも時間に余裕があるとTSUTAYAに行ってDVDを借りて来ている。ダイエットも心がけないといけない微妙な年頃なので、家から速足で歩いて行くことにしている。そしてシネマハンドブックをチェックして出かける方が検索が滑らかになる。芳州さんと私の趣味を考えて、縦糸にはアクション、サスペンス、ドラマ、ラブストーリー、ファンタジーがあり横糸には監督と俳優を設定してビデオを選ぶことにしている。でも、偶然に選んだものが面白かったこともあるから、その日の勘も大切にしている。最近ではショーンコネリーの薔薇の名前がベストだった。ドイツのお城を使って撮影しているのと、中世のキリスト教世界が興味深く描かれているので、引き込まれて見てしまった。DVDには監督ジャン・ジャック・アノーの説明も入っていて映画が倍楽しくなった。但しその説明は1時間半はかかった。
かつて子供が小さい時には一緒に観ると憚られる恐怖や人間の深層心理についての作品は子供が独立し家を離れていると、大丈夫だ。教室の生徒さんのお母さんたちもまだ子育てで忙しく余裕がないと思うがいつか、そのような時間も訪れるので、自分の感性を磨いておいて欲しい。
まあ、映画は好みもあるが、自分が体験できないことを目の前に出してくれる。人生は一度だけだから映画の世界でたくさんの経験や人を恋することもできる。
私は父の七回忌も済んだことだし、供養の意味で映画を見まくるのもいいかと思う。ちなみに今回はボーン・アルテイメイタムと少し趣を変えて 鉄道員・ぽっぽや長崎ぶらぶら節を借りてきた。長崎には3年前に行き、地元の芸者さんが粋で素敵だった。
天気予報どうり寒くなってきた。
今窓を閉めようと外を見ると霧が発ちこめている。月も見えず狐の尻尾のようなフットライトの灯りがほのかに見えるだけだ。

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子供たちに版画の陰陽を説明するのは難しい

昨日、あとりえ・チビッコでは年賀状とカレンダーに共通して使える版画を指導した。版画を作る行程を幼稚園児から小学校高学年まで、理解させるのには結構大変なことだと分かった。版画の版を昨日作り、来週にインクを使って刷りあげる。陰と陽を説明し、スクラッチして(引っ掻いて) 作品ができることを想像させるのには簡単なようでいて難しかった。だが、来週刷って上手くいけば良いのだ。私はそれが芸術的に、良い作品になって欲しいという希望があるから、子供たちとの間にギャップが生じる。説明できるところとできないところがある。
先月末にGoogleのスタートページに子供のデザインDoodleが載っていた。もう作品の発表がされたようなので、あとりえ・チビッコでも今年中にブログで発表しておきたい。何でも完璧ではなくても、一歩進めば次への足がかりになる。

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2011/12/02

父の七回忌

昨日は父の七回忌の法要をした。春秋の彼岸やお盆にはお墓参りをするが、3回忌から4年が経っている。もう4年とも考えられるし、まだ4年とも考えられる。
日蓮宗 摩耶寺の本堂に弟と私の家族と1人の従兄弟、僅かに計8人が集まり、心はほっと落ち着いた。36年前に祖母が亡くなり、その後、回忌の法要ではお寺の境内にたくさんの親戚が集まり、まるでゴッドファーザーの一場面のようだったのだが今は僅かになった。もう7年目になるのでささやかにした。私は朝、第三京浜を運転しながら父のことを思い出して涙が出た。ちょうど雨も降ってきたので車のワイパーを動かしながら、目玉のワイパーも欲しかった。父は体格だけは立派な社長タイプの優しい人だった。
大昔私が学生時代、美学連の集まりがあるといって、教育大学に行った時に近くまで迎えにきてくれた。暗闇の中に父がなんだか恥ずかしそうに待っていた。その夢をこの間見た。きっとそれは私が最近「脱原発を目指す女たちの会」に入ったからだと思う。私にははるかに遠いイデオロギーの世界だ。脳は不思議に正直なんだ。政治や社会に対する思想の書物をを読み、考えたりはできるが自分が信じて行動するという状況は少し違う。子供たちのために起ち上がった。でもまだ何もしていないが。
お寺では恒例のお経をご住職と一緒に唱えた。大震災以降こうしたところに来ていなかったので、ホッとした。お説教もありがたく聞いた。
そして車で移動して父と母とよく来た木曽路で会食をした。いとこ会のような会食でとても楽しかった。歳月が経ったことを感じた。このことを明日にでも母に報告しに行こう。

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森のクリスマス@2011

Xmas2011_rikoXmas2011_hinata クリスマス工作を二週にわたって制作させた。バルサ材と木の欠片、マッチ棒を使って制作した。私が作っている木片のコラージュの残りの木の残材も混ぜて作らせた。まったくの自由という訳ではないが、出来るだけ自由にという感じで作った。

左はリコとヒナタ。

5、6年生は素材と説明とでどんどん仕事を進めていく。2、3、4年生は質問しながらやっていく。幼稚園児はまた、別の意味で自己流にすすめていく。

Xmas2011_asumiXmas2011_tomoya_2Xmas2011_manami 左はアスミ、トモヤ、マナミ。

こうして作り終って写真に撮り、ブログを書こうと拡大したりすると、子どもがこだわっていた個所がそれぞれ見えてくる。そして私は上手下手を抜きになんて可愛いんだろうと思う。クリスマス工作はこれでいい。

毎年私がそれなりに苦労して他の教室でやっていないことを子どもたちに教えて月日が過ぎ、年月も過ぎる。クリスマス工作が今の子供たちに良い思い出をもたらし、保護者のお父さんお母さん、場合によってはおじいちゃんおばあちゃんにまで、作られた工作がハッピーな空間をもたらす。それでいい。

Xmas2011_hiroto2Xmas2011_takeshiXmas2011_riho

左はヒロト、タケシ、リホ。

Xmas2011_rin

Xmas2011_nami

Xmas2011_reina

左はリン、ナミ、レイナ。

今回は年輪の輪切りの台が手に入らず焦ったが、あいか先生に教えてもらったときがわ建具会館で調達でき、ほっとでした。修学旅行で欠席したリサとモモカは後日作品が出来たら載せます。

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