ランタンの原始的な明かりと暖かさ
今日はクリスマスイブだ。この時期になるといつも教会のクリスマスを思い出す。私は中学から20歳までプロテスタント教会(碑文谷教会)の日曜学校に時々通っていた。弟と一緒に行くこともあったが、私はその頃から人は死ぬとその魂はどうなるか?とか考えていたので弟とは目的が違っていた気がする。その頃のことを思い出すと懐かしい。牧師様のお説教など宗教的な高揚もあったけれど、世界史の中のキリスト教を理解するうえでは大変プラスになったのだと思う。同時にビートルズや日本のポップスの全盛期になりかかってもいたので友だちの中に新しい音楽に詳しい人がいて、話しているのを小耳にはさむとそれだけで楽しかった。私が通学しているのが女子だけの中高だったから、余計男の子の考え方に興味が感じられた。良い時代だった。クリスマスにはいつも付属の幼稚園ですき焼きパーテイーをした。
今年のクリスマスは、原発や震災で避難している人を思うと、静かにしていないといけないような気がしてくる。でも、元気で明るい自分を抑え過ぎていたら、鬱になりかねない。小さい子供たちを預かって造形教室をしているのだから冗談も言うし、明るくもなる。放射能も怖いが、それだけで自分の娘たちに逃げろとか疎開しろとかは言えない。ましてや生徒のお母さん達にだって言えない。みんなこの狭い日本の中で、夫が働く生活を、支えて生きていく妻がいて、子供がいる。
今、長野の川上村でクリスマスの日を迎えた。今年一年を考えると今までで一番重いクリスマスのような気がする。福島の人たちは本当にお気の毒だ。我が家の親戚の人も苦しく悔しい思いをしていると思う。しかし、その事に気をとられてはいけない、フランスのオルレアンの少女は自分まで弱くはならなかった、戦うことが出来るためには自分の心が弱くなったり、体まで弱くなってはいけない。とココで私は昨夜お腹を壊した。そこでこのような言葉が出る。こちらは相変わらず寒い。今朝はマイナス12度だった。クリスマスイブの食事に清里のMorimotoのチキンを購入して用意していたので、どうしても1日で直そうと決めてがんばった。多分この寒さが聞いたのではないかと思う。治って食すことが出来た!
ランタンの明かりが予想外に明るく暖かい。原発をなくしてもっと原始的なエネルギーに変えることが出来ればと思うが・・・・・・とにかくもっと勉強をしよう。苦手な事なので、バケツの水は溢れがちではあるが。
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コメント
教会の讃美歌が流れてくるところに住んでいられるのはいいですね。今年はいろいろなことがあり、新しい年も心してかからねばと思います。これからもよろしく! よいお年を!
投稿: keicoco | 2011/12/25 10:11
我が家の近所にも教会があります。昨夜のイブには、キレイなキャンドルと歌声が窓からこぼれてきました。
今年は本当に色んなことがありましたが、便利な世の中になりすぎて、不便になってしまった気もする今日この頃です。ひとりひとりが見つめ直さねばならない時勢なのでしょうね。
投稿: ろん | 2011/12/25 09:04