冬のシジュウカラ
ブログを載せるつもりで写真を圧縮しておいたのだが、川上から戻り、子供たちの展覧会のことを考えたり、工作のことを考えたり、自分の趣味のDVDや映画のことを考えているうちにあっという間に2週間もたっていた。写真は川上に来るシジュウカラとなぜかはためくドイツ国旗。
そして、放射線量のことも気にはなるし、神経質にならないようにと思っても、ずっと昔からの自分の危機意識は変えようもない。
図書館で借りた柳田邦男の書籍『想定外の罠』は安全への過信をしてはいけないという、警告をたくさんの例を挙げて、何度も説得してくれる良い本だった。日本への原爆投下の「マンハッタン計画」や「ロスアラモスからヒロシマへ 米原爆開発科学者の妻の手記」、米国のプルトニウム人体実験など、氏のNHK記者の正確な取材の元に、想定外と言えない事故への危機感を教えてくれる。
「過去の災害を我が事とせよ」「体で覚えないと自分を守れない」「大災害は必ず常識を覆す」などの言葉は人の上に立って仕事をするうえで心しておかないといけないことだと思った。
話は変わって、『ブリキの太鼓』を書籍でなく、DVDで見た。以前テレビでの放映はカットされたところがあったようだ、今回、アマゾンで購入したものはかなりな映像だったが、ありきたりの考えでないものを提示された。日本は島国だが国境を越えて国々が隣り合うヨーロッパでは何千何万という物語が出来上がっているのだろう。ブリキの太鼓の感想はもっと丁寧に書いてみたいが、ここ、児童絵画教室のブログでは躊躇われる部分もあるようだ。どうしたものか。
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