体験画@暮らしの中の動きを表す絵を描く
子どもたちが≪動きを表すこと≫をもっと客観的に描くようにさせたいと考えていた。今すぐ ではなくても、そのような考え方の習慣をつけさせたいと考えていたが、デッサン人形を使って、考えさせた。
マナミちゃんは自分がバレエを踊る時の手や足をデッサン人形で形を造り、それを線で書いてから服を着せた。1人よりもっと描けるんじゃないのと言う と3人描いた。バレエの衣装もキラッと塗った。
リサちゃんは組体操を思い出して書いていった。たくさんの子供たちを描いた。ついに6年生まで同じ可愛い子どもの顔を描き続けたリサちゃんでした。私はそういうことはいいことだと思っている。
モモカちゃんはマラソンの絵を描いた。横向きから描いた。
テレビのニュースで≪津波てんでんこ≫を前日のクローズアップ現代で放送していたので、子供たちに『逃げることも大切なことで、人は何かの具合で、地震や津波の多い所に引っ越すかもしれないのだから、日本にいる上で忘れてならない自己防衛の考え方だ』と教えた。すると、リコちゃんはそれを絵にした。リコちゃんはメデイア的な考え方をする。夢見るというよりリアルな考え方を絵にすることが好きだとわたしは感じている。いろんな子がいていろんな考えが出来て、いろんな表現ができる。もしかするとリコちゃんは地震や津波のニュースを聞いて心の中に悲しみが溜まっていて、それをやっと出せたということかもしれない。
リンちゃんは地域のマラソンに出てとてもいい成績で走れたそうでその日のことを絵にした。自分と後ろから追ってくる子を描いた。デッサン人形を子どもたちに触らせたことで良い展開になったと感じている。確実に体の筋肉や関節を分からなくても、少しだけそういうものを感じ取れればいいのだから。
レイナちゃんは始めからピアノの発表会を描く予定だったようで、詳細に描いていく。この時期の絵は考えている事と書くことの間にギャップがあって面白い。
タケシ君は走ることからキリンを一緒に描いた。雲も描いた。
トモヤくんは自分を小さいけれど丁寧に描き、そのほかに何故か豚を描いた。キャラクターに統一感があって面白い。
ヒロト君はデッサン人形が気になり、他のこの絵が気になったようだ。、うまく描くことができなかった。そういう日もあるさ!
ナミとリホは立っている自分を描いた。ナミはさようならをしているので寂しかった。リホはオーイと呼んでいる自分なので明るい。子供はいろんな調子の時がある。
ヒナタはいつもだったらサッカーをしている絵を描くところだがポーズをとらせてから服をいろいろに描いていつもと違う表現ができた。かけたり跳んだり楽しそう。
アヤミちゃんは入会したばかりなので、意味を理解させるのにまだ無理かと思ったので、縄跳びを提案して描かせた。
| 固定リンク
「文化・芸術」カテゴリの記事
- コロナ下の訪問そして医療関係者への応援(2020.08.23)
- 独楽の着色(2019.02.08)
- 独楽のための着色練習@ボードに抽象画(2019.02.05)
- 静物画 @白菜と蓮根とスルメ(2019.01.10)
- クリスマスプレゼントの袋(2018.12.11)
「KEICOCOぎゃらりー」カテゴリの記事
- 紙粘土でマグネット(2018.08.21)
- 過去の展覧会のキャプション・D(2014.01.25)
- 過去の展覧会のキャプション・C(2014.01.25)
- 過去の展覧会のキャプション・B(2014.01.22)
- 過去の展覧会のキャプション・A(2014.01.21)
この記事へのコメントは終了しました。
コメント