hugする仲良し
今回はハグすることを絵に描かせた。ハグ(hug)辞書で引くと抱きしめること。欧米では挨拶にだきあうこととある。ところが日本人の生活の中ではハグはあまりしない。最近ではサッカーの試合など、スポーツ系の試合では得点が入るとハグする。相撲も抱き合っているがハグじゃない。そこで子供たちからはハグを描くのに恥ずかしいとか描けないとかの反応が予測された。そこで色画用紙で横から見たハグの光景をハサミで切り取りそれを向かい合わせて組み、ハグにした。恥ずかしいという反応も無く楽しくできた。
左はマナミ、リホ、リコ。
マナミはバレーの場面に変身させ、トモヤは動画のスローモーションのように分解して描いた。紙の残りで輪を作り画面を構成した。ヒロトは国旗を周りに描いてハグはしていないが今にもハグしそうなサッカー場にした。リコはハグの情景をたくさん描いた。リンはハグできない一人の男を切り取った。『寂しいね』とか言いながら喜んで作っていた。リホは全体がデザイン的になるよう構成していった。最後の大きめのドットを散らしハグする2人を祝福した。アスミはハグも長考していたが、もう糊で貼ってしまったらお終いと思っているようで考え続けていた、そして残ったコーナーを何かしましょうというとハサミで器用にくりくりと回し切りして、飾りを作った。確かに指先が器用な子だと思う。レイナは同じように人のタイプをたくさん作っていろいろなハグを作って楽しんでいた。自分で作ったのを可笑しそうに笑いながら。私はこういうことが造形絵画にとって大切だとその時感じた。自分の作ったもので笑うことができること。とても大切だ。絶対必要だ!こういうことをして育った子は心に余裕があり、隣人に優しい子に成長すると思う。左はトモヤとりン 。
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