ドイツCelleのBook project
ドイツ北部ツエレはおとぎの国のように町が出来ている。旧市街には古い木組みの家々が並んでいる。その町の中の本屋さんには今から13年前にも来たことがあった。日本では探している本の検索などということが無かった当時、ツエレのその本屋ではそれが可能だった。確か、不思議な動物の本についてお聞きしたと思う。あれから13年がアッという間に経ち、今回またツエレに行くことにしたのです。 その本屋に立ち寄ると中学生ぐらいの女の子が数人で絵を囲んで何か相談をしていた。そして、気がつくと外に出て何か相談をしている。何だろうと私も外に出てみると、さっき見ていた絵や工作のようなものを飾ったりしている。そばにいた先生らしき人がいろいろ指図している。お聞きすると『ブックプロジェクト』と言う。あとは先生が時間が無いからとおっしゃったのでただ見るだけにした。子供たちの中には私に英語で説明してくれた子もいた。
午後になって本屋に行って、ウィンドウの中に完成されたデイスプレイがあった。こんなチャンスがあったら私もうちの子供たちを連れてブックプロジェクトに参加したいものだと思った。
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コメント
そのコーナーにはprestelのKunst-Malbuchというシリーズの本が置かれていて、パウルクレーとシャガールのジュニア用のテキストがありました。
参考になったので買い求めました。
私はドイツ語が分からないので、簡単には買えませんが、本屋は好きです。
投稿: Keicoco | 2012/06/29 22:11
「ブックプロジェクト」なるものは知りませんが、本の内容に応じたシューウィンドーの飾り付けを授業として行っているようですね。
「場」を提供しているのは本屋さんということになります。最近はネットに追いやられて、本屋も生存が益々厳しくなっていますので、こうした関心からそれらを取り巻く「場」に興味を持って貰うことはとても大切なのでしょう。
投稿: pfaelzerwein | 2012/06/29 02:04