ミニ絵本を作る2012
ケント紙を折りたたみ絵本にすることを時々しているが、今回はその白いケント紙の中に色画用紙を挟み込んで小さな絵本を作った。絵だけで筋は作らなくていいものだ。筋を考えると絵に集中できず、面白くなくなる。絵のデザイン性や話の抽出力を出せるように4ページにした。写真は適当に撮っているが、子供たちは作戦どおり絵の面白さを出せた子もいる。このような絵は生活の一部なので、その日の状態が反映されていると思う。
左からリコ、ヒロト、アスミ。
リコちゃんは少し前に自分のブログを通しての話があり、私がこの教室の卒業生でなく在校生から初めて褒められ感謝されて嬉しかったと伝えたので、絵の内容に幅が出て面白くなった。またヒロト君は私の宝物の昆虫の箱を見せてから絵を描かせた。Good! アスミちゃんは前々回の花をスケッチブックから見せて、ウサギの回りにもう一度描せた。
左からリホ、リン、トモヤ。
リホちゃんは今日はお父さんが連れて来てくれた。ご苦労様です。犬の動作を描いて周りを丁寧に肉球だらけにした。リンちゃんは一人の子が変身する様を描いた。トモヤ君は以前いたずら書きの恐竜を描いていたのを切り抜いて張った。めったに大人になっては描けない動物たちだ。
左からマナミ、レイナ2枚。
マナミちゃんはヒヨコとニワトリを描いた。絵が非常にシンプルなのは今回の絵を基礎にして将来パラパラ漫画を描かせる予定なのです。レイナちゃんはおばあちゃんの作る美味しいアップルパイを描いた。絵の場面も良かったが、周りにウサギ切りにしたリンゴを飾ったのが良かった。生活は隠したって出てしまう。いやそういう言いかたじゃなくて、子供が正直になればなるほど、日常は出るのでしょう。良いミニ絵本ができたのでそれはずっと取って置いてほしいです。スケッチブックを捨てる時が来ても。
ちなみに、ミニ絵本の空いている場所に今日の日、2012・6・27 6才 などと入れてあります。
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