暑中お見舞い申し上げます
暑中お見舞い申し上げます。
さて今年の夏は飛びぬけて熱くなりそうだったので、省エネのために山小屋で暮すことにしています。省エネとは言いながら、長野への行き来のガソリン代と高速代に対して都会のエアコン代を比較したらどうなるだろうか。ゴー・リターンを少なくすると良いのだが、お互いの仕事と郵便物の点検と母の介護施設訪問などがあり、そこを合理的かつ安全にするのが難しい。
私にとって34度の気温を28度の室温に維持して暮らすことは出来るが、自然の中で庭を作ったり畑を耕したり、森を散策したりする方が生き生きして、自分らしくいられる。今朝から雨が降り出した。昨日までしゃにむに外で庭のレンガを移動したり草を刈ったりしていたので今日は月曜日だけれど安息日と考えてパソコン仕事をすることにした。VAIO君よろしくね。
庭と言うものは1年1年変化する。白樺の木も太くなり高さも伸びる。また冬の霜で道に作ったレンガや木の柵は崩れる。脇の灌木は伸びて道を塞ぐ。それがいつの間にか不便と感じることになって、直さないといけないと気がつく。気がつくとまるでデッサンをするように直したくなる。それが私の小さい時からの性癖であり、個性だと思う。今年は鹿に侵入されていないので遣り甲斐がある。
私の父方祖父も庭仕事が好きだった。横浜の反町の斜面の大邸宅の庭を自在に作っていた。本職は洋服の仕立てであった。私にはその血が濃く流れているかと思うが、父方祖母の父親、つまり私にとってのヒ―おじいさんは目黒川の河川を改修していると聞いたことがある。その二つの流れを汲んでいたのかとも草むしりをしながら考えていた。
激しく働くとお腹がすく。こちらでの暮らしが楽しくなるかどうかは夕食のメニューにも関わってくる。スタミナをつけ過ぎは良くないがバランスの良い食事を選んでいる。もちろん中高年用のお豆腐や煮物や干物の食事も心がけているが、夕焼けを眺めながらのビールは最高で、ビールに合わせた夕食を時間短縮で要領良く作るようにしている。そして一日の汗で出た水分をビールで補充しアルコールが会話を弾ませる。
今回は佐久穂の町の駅の野菜直売所でスモモとプルーンとビーツが手に入ったのでそれをジャムにしたり、ビーツでスープを作った。全部真っ赤な料理だ。どれも染色ができそうだった。
それから、このブログを見にいらしてくださる方々に八ヶ岳東麓の冷気を少しでも届けられればと思っています。これからもよろしく!
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コメント
Tamayam2さん
こんにちは。
今年は暑い夏ですね。
別荘を売りに出すのはいろいろお考えのことでしょうが、我が身にとって考えれば、苦しい選択です。今回も不要の衣類や昔のスキー靴を出して考え込みました。体力のあるうちに処分しようと娘たちがくる前に動き回り、彼女たちが帰ると2日はお昼寝三昧となってしまいました。
今は横浜ですが、昨日帰る時にはもう、ススキの穂が出ていました。季節が早く巡っています。残暑にめげず、精進いたしましょうね。(^_−)−☆
投稿: Keicoco | 2012/08/14 09:31
>自然の中で庭を作ったり畑を耕したり、森を散策したりする方が生き生きして、自分らしくいられる・・・本当に
その通りですね。私は、蓼科の別荘を今、売りに出して
いるので、今年は、蓼科に行ってもホテルに泊まらなくちゃ。東京の酷暑では、モノをまともに考えることもできません。せめてお宅のBlogを拝見して長野の空気を味わい
ます(^_^;)
投稿: tamayam2 | 2012/08/14 07:27