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2012年9月の記事

2012/09/30

秋の森と女心

Kawa_chou1   野紺菊にヒョウモンチョウがとまっていた。ヒョウモンチョウもいろいろな種類があり、名まえを確定するのは難しい。動きが激しいがシジミチョウより大きいので動きの予測はしばらく見ていると分かる。写真を撮るのが楽しい。カメラの力によるところ大。

Kawa_chou3 秋も徐々に深まるとカシワの木からドングリが落ちる。今はちょうどその季節だ。ドングリが奥の家の屋根に落ちて不規則な音を森にこだまさせている。永住者の方に聞くと今年はドングリが少ないという。道を歩いていても少ないのが分かる。リスや熊は困っているだろう。昨夜もアナグマがギャオ―ギャオ―という声で目が覚めた。そしてもちろん鹿がヒューンヒューンと夜中に鳴いている。Kawa_kasiwa

そんな鳴き声がしていたのに、明け方にクリスマスかハロウィンの夢を見た。K柴さんの家に行っていたのにいつの間にか上Dさんの家に行っていた。美味しそうなごちそうがいっぱいだった。遠慮がちに眼をきょろきょろさせていた。佐久の病院での人間ドックでのご注意があのような夢を見させたようだ。問題はコレステロールだけなのだけど!ほかは皆Aなのに。佐久総合病院ではおやつのお菓子のカロリー表示を文化祭の発表みたいにさりげなく展示してある。その中に私が最近つい手を出してしまう、メロンパンが430kCalと出ていた。かりん糖は普通サイズ5本で50Kcalだった。良い子のみんなと一緒に気をつけましょう。チョウたちのように花の蜜を食べていたら太らないのにね。

Sijuukara_k 畑にはこぼれる種で出てきた紫蘇が立派な実をつけている。鎌で枝ごと切ってベランダで実をしごいた。葉は洗ってクッキングペーパーで包んでおくと当分持つ。こうすることは美味しい献立を立ててしまうという二律背反。そんな大げさなことではないかな。かたわらではシジュウカラがヒマワリの種をめがけて飛んでくる。コガラは美しい鳴き声でありがとうという。ゴジュウカラはカラ類の中で一番強く、他を追い払う。「ゴジュウカラ、シジュウカラ、サンジュウカラ、二ジュウカラ、イチジュウカラ、マズハオトモダチカラ。」なんて冗談言って、鳥たちとコミュニケーション。Sijuukara_y こんなに緑がいっぱいなのにシジュウカラたちに餌をあげていいものかしら、これから来る台風の気配を感じているのだろうけれど。急にザーザー雨が降ってきた家に入ろう。

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2012/09/21

ビンを描く・2012

夏の間に飲んだビールのビンを子どもたちに描かせた。
Atoriebin_asumiAtoriebin_hirotoAtoriebin_reina   
左からアスミ、ヒロト、レイナ。

Atoriebin_rikoAtoriebin_rihoAtoriebin_tomoya左からリコ、リホ、トモヤ。

リサイクル、廃棄するにはもったいないビールの瓶はインドネシア、ベルギー、メキシコ、アメリカ、フィリピン、ドイツなどの国々のもので、デザインもいろいろだ。
Atoriebin_rin1Atoriebin_rin2Atoriebin_manami

左からリン、リン描き加え、マナミ。


このように子どもが見て描く時も大切だ。少し気楽で、対象に忠実な時間。ボーっとしながら色彩の組み合わせの美しさを感じる。
リンは始めオーケーと言ってよく見たらこげ茶のタイガーのビンが描きこみたらずだったので、もう少しと言って描き加えさす。良いです。マナミもこういうものを見て描くときはバランスよく描けるようになりました。そこらに転がっているビンも子供の目によれば、美しくなる。どの子のビンも好き!

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2012/09/18

川上村の虹

Kawa_niji 台風16号が大きな勢力で移動するので、日本列島もその煽りを受けて、変わり易い天候が続いている。そして私たちは秋の気配を感じる川上の家を早朝に出た。

レタス街道を通っていると山と山の間に虹が出ている。霧雨が絶え間なく降っているのと後ろから朝日が出ているので虹ができているのだと分かる。途中で車を止めて新しいデジカメを取り出す。霧雨がレンズの中に入るのではないかと心配だ。愛する者、愛する物が増えると心配の種が増える。

何枚も何枚も撮ったのに気付いてみたら昨日の写真設定になっていた。花を撮るマクロになっている。『何寝ぼけてる、KEICOCO!』もう一度パチリ、パチリ。携帯電話のカメラはその後に撮ったので小さい虹。だからツイッタ―の虹は小さい虹になっている。

≪虹の架け橋≫というフレーズもある。川上村で働くかの国の人たちは今度の祖国での出来事をどう思っているのだろう。

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2012/09/16

新しいカメラ オリンパスSZ-14 と白露の季節

使っていたデジカメをぶつけて壊してしまったので、新しいデジカメに買い替えた。
私はブログを2004年10月にスタートしているのだが、2008年2月29日のブログには≪今日2008・2・29からオリンパスμ830使い始め≫という記事を書いている。

『今日は閏年の2月29日なので、次は4年後にしか来ない。私は約4年前にブログを勉強し始めている。次の4年後にはどんなKEICOCOになっているかと思う。ココもどんなココになっているかしらここ数日前に《地磁気》で調べているうちに『りょうの部屋』という小学5年生から、科学について勉強している男の子のホームページを見つけた。ちょうど今日の日記のトップページは大学の試験を受けてきたところだった。小学校の5年生の時の日記はとても子供らしい文章で、東工大に入りたいと願っていた。現在の受験をしてきた彼の文章は少し大人っぽい。でも学究肌の真面目さが漂っている。ブログでその人の進化がわかるのは面白い。ずっとこの子の日記を見続けたい。あとまた4年後に私はどんな進化を遂げているだろうか。あえて進化と言っておきたい』

Kawa_zassou1

この日からピッタリ4年ではないけれど同じオリンピックがある今年に買い替えることになった。今度のカメラはSZ-14という機種だ。子どもの絵を撮ることを優先すると、片手でも操作しやすいのがこの機種だった。右手に張り出したところがあり、それでいてスイッチに触れにくい。私の机の上には前の壊れたデジカメが置いてあり、とても、すまないわーという気分なのだけど、壊れていてはしょうがない、新しいのをお仕事で使い始めた。まだ親しみは湧かない。Kawa_deiru
そして、今回川上に持って来て、私の好きな野の花を撮った。すると以前には無かった、レンズがシュルシュル伸びる機能がある。撮って見ると感激!手前と後ろが写真的。やる気が出てきた。がんばって取り説を見ないといけません。でも分からなくなったら芳州先生に聞けばいい。こんな使い方をする人もいるのです。私のような本格的ではないけど、カメラという道具に刺激されて、やる気がでてくる人が。オリンパスの工房にはあとりえチビッコのOB、M君がいる。35周年の集いの時に、彼がなかなか社内で器用だと言われていると知った。オリンパスは新聞の紙面を賑わしたが、私は技術は別と思っている。だから、こうして購入するのはオリンパスと決めている。まあ少しだけ相棒の受け売りですが。むふふふ。Kawa_nogiku

4年という閏(うるう)のサイクルそして季節のサイクル、24節気は今は白露、次は秋分になり、その次は寒露。暦のページには白露は≪野にはススキの穂が顔を出し秋の趣が感じられる頃、朝夕の心地よい涼風に幾分の肌寒さを感じさせる≫とある。Kawa_baziru
Kawa_ingenKawa_serori
まさにその通り。本日の外気温22度、朝の気温13.5度。

そして白露のあとには秋分そのあとには寒露、露が冷たく感じられる時期となる。 深まる秋を新しいデジカメで撮ろう。

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2012/09/15

詩を描く

子どもたちに5つの詩を読みきかせ、その中の描けると感じる詩があったら、描きはじめて良いと言って始めました。詩と子どもの関係を説明してるので、今回結構長いです。自分の小さい時にいたあの子のことを思い出し、自分の家族を思い出して読んでくださると他人の子でありながらおもしろい鑑賞ができるでしょう。

リンとリホは谷川俊太郎の「そら」。リコは佐藤信の「おねえちゃん」。マナミとアスミは水谷まさるの「夢の木」。レイナは阪田寛の「ねこふんじゃった」ヒロトは谷川俊太郎の一節のロケットから自分の言葉(詩に近いがまだ美しくない旋律)を言いながら描く。子どもたちは自分の経験や願望を詩に託せる。それを予想して、詩集から何編か選んだ。朗読も気分を高揚させるので、先生はがんばって、発声練習などして読みました。詩はリズムがあり、気分を盛り上げていけるので、イメージが作り易いと思います。

Si_reina レイナは「ねこふんじゃった」を読むと、宙を見つめて、「あっ、そうだ!」と何遍も考えながら嬉しそうに描いていきました。『ねこふんじゃった ねこふんじゃった ねこふんづけちゃったら ひっかいた ねこひっかいた ねこひっかいた ねこびっくりしてひっかいた ねこふんじゃった ねこふんじゃった ねこふんずけちゃったら ないちゃった ねこないちゃった ねこないちゃった ねこうんごろにゃんと ないちゃった ねこふんじゃった ねこふんじゃった ねこふんずけちゃったら いっちゃった ねこいっちゃった ねこいちゃった ねこあっちむいて いっちゃった』 動物図鑑の猫のところを見て色をぬったけど、形は自分で描きました。爪のところが可愛いね!ピアノを習っているから五線譜は得意ね。

Si_riko_2 リコ(6年)は「おねえちゃん」の一節を聞いてすぐに決めた。弟がほしいのだという。この絵はピッタリな感じだ。
『ぼくのねえちゃん おんなだぞ おんなでとってもつよいんだぞ すもうなんかはクラスいち だしなげとくいな よこづなだい ぼくのねえちゃんおんなだぞ おんなでとっても えらいんだぞ やきゅうのときはかんとくで ブロックサインもだせるんだぞ ぼくのねえちゃん おんなだぞ おんなでとってももてるんだぞ ボーイフレンドじゅうごにん ぼくもいれれば じゅうろくにん ぼくをいじめると ねえちゃんくるぞ よねんにくみの ねえちゃんくるぞ』
リコが鉛筆で下書きをしている時に色鉛筆がふさわしいと思った。本人も気づいていたと思うが色鉛筆を薦める。今写真をよく見たら、二人の手には!!!がある。弟がおねえちゃんを自慢する顔がかわいい。私も弟を思い出したぞ! この詩のように、弟に手出しをするいじめっ子をやっつけた。ゆるせん!と。

Si_asumiSi_manami 「夢の木」はアスミとマナミ。
『ゆすろう、ゆすろう、夢の木を あおい野原の まんなかに 一本はえてる 夢の木を。ゆすろう、ゆすろう、夢の木を 枝にまっかな 夢の実が ぽとりぽとりと 落ちるまで。ひろおう、ひろおう、夢の実を ひろってたたいて わって見よう おもちゃがいろいろ 出るそうな』

アスミは1年生、マナミは6年生。二人とも心の中に浮かんだことを描くのだけれど稚拙さが抽象性を引き出せるかもしれない。アスミは私が≪ゆすろう≫を体で表現したのが分かってに―っと笑って描きはじめる。マナミの絵の中のパトカーのおもちゃ、先生はドキッ、別に悪いことしてないけどね。

Si_rin_2 「そら」の詩は今手元にないのでまた後で入れます。今八ヶ岳なのでね。リンは挿絵風に描く。リンは左右対称に描く。鳥はスズメを表しているんだけど、絵の中では上の方で目立ってほしかったので、もっと黄色っぽくと言ってしまった。絵として見るのと詩の説明とは違うのよね。
Si_riho_2
リホは一つの絵として描いた。リホは形の取り方はアンバランスでいて、  色彩のバランスはとれている。いつも使わない色になった。夜の空を黒と決めて描かないようにと言う。リホは座ってじっとして時間をかけて丁寧に描くという仕事の仕方が得意だ、時々『リホちゃん息してる?』って私はふざけて聞く。『大丈夫だよー、息してるよー、』とリホはに―っと笑う。時間をかけて良い作品が出来ると私は嬉しい。

Si_hiroto ヒロト君はロケットを描きたがり、詩に対しては良い反応がありませんでした。そう、男の子は動くものに反応し、女の子は人の顔に脳が反応するのでした。物語性は苦手なのかもしれない。きょうの課題はヒロト君には難しかったかも知れません。

興味のある方は≪男の子 女の子 脳の違い≫でパソコン検索するといろいろでています。本もいろいろあります。実生活のヒントもあるでしょう。ここでは脳の説明はしません。今回の課題は全体として良い作品が描けたようです。

それと修学旅行でお休みのトモヤにもこの課題は描かせたいです。火曜日の午後あたりどうかな?

追記: トモヤの≪詩を描く≫そらSi_tomoya_2 

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2012/09/05

夏休みを終えて学校が始まった

夏休みの間はあとりえチビッコの教室はありました。作品をブログに発表することは控えていました。学校の宿題などに持って行くため、未発表にしておく方がいいと判断しているためです。
先週に描いた作品は抽象画ですが大変のびのびとした仕上がりになりましたが、デジカメが壊れてしまったため、とりあえずiPhoneで撮りました。しかしブログに載せにくく、本日5日にもし子供たちがその作品を持っていたら撮ってブログにアップする予定です。
新しいカメラを購入しました。もちろん新しいカメラはオリンパスのカメラsz14です。オリンパスの制作にはあとりえチビッコのOB、Mくんが頑張っているので、こうしてエールを送っています。経営と制作現場は違います。そしてそのカメラはドラえもんの誕生日9月3日から使い始めました。操作はまだ慣れないですが、新しさにワクワクしています。

そろそろ子供達が来そうだ。ところで、夏休みの宿題の作品展を大豆戸小学校でしているという。トモヤ君がもっと他にいい作品があったから見にきて欲しいと言っているので、先生あさって行きますね。久しぶりの大豆戸小学校!それもワクワクドキドキ。

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