秋の花と葡萄
モチーフの一方はコスモスと甲斐路、もう一方はリンドウとマスカットで描かせた。

左からアスミ、ヒロト、リコ。
モチーフを写生する≪絵を描く勉強の日≫の課題なので先週のように≪音楽を聴いて描く日≫のコンセプトとは違ってくる。自由に描くのが子どもの絵を楽しくする。だが常識を知り、物をよく見て描くことの訓練が必ずしも絵の面白さを描けるということにはつながらない。ヒロトは直感的に花をがんばって描いた。


左からマナミ、リホ、トモヤ。
オーストリア人の画家であり、児童美術研究の第一人者である、フランツ・チーゼックはたくさんの子どもたちに絵を指導し、数多くの言葉を残した。
『子どもの創造において最も美しいものは、彼らの作りだす誤りだ。絵の中にこれらの個性に満ちた誤りが数多く表れるほど、子供の絵はすばらしいものとなる。また、教師が子どもの絵からこれらの誤りを取り除くほど、絵はつまらぬものとなり、わびしく非個性的になる。』

私もそれがわかっていながら、子どもが自分の描く絵につまずき、困っていると手出ししてしまうこともある。だから、今日のようなモチーフを子どもたちが見て描くことは私にもむずかしい美術のテストが出されていることになる。上はレイナとリン。
昔、小学校から中学、高校と続けてデッサンを指導した子どもたちの中に、静物画が絵としての面白さを表せた子どもたちが居た。月に一回ほどのデッサン教室だ。木崎君や米沢君、筒井さん、久米さんが来ていたころのことだけれど。今の子供たちも物をしっかり見つつ、小さいときの絵の感動をつないでいけたらと思う。
このようなマンション住まいの中に天才的な画家となる子は見つけにくいと思うから、平凡な才能の中に楽しんで描き、楽しいひらめきを大切にして自分の人生の中で、生かして暮らしていってくれたらいいなあと考えて教えて指導している。でもいつの間にか天才っぽい子がいたら、と思わぬ日はないのですが。
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