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2013年3月の記事

2013/03/28

健太郎君からのメール

ブログに近況報告をした途端に健太郎君からのメールが入りました。

>先生こんにちは。4年生の夏に引っ越した健太郎です。
>アトリエ教室はとても楽しかったので無くなってしまうのが悲しいです。
>教室をやめて引越してからは絵を描く機会は図工の時間しか無いですが今でも工作や絵を描くのは得意です。先生のお陰だと思います。ありがとうございました。
>4月から中学生になります。受検に合格して電車通学で県立の中高一貫校に通います。
>中学生になっても頑張ります。先生も頑張ってください。

健太郎くんはいつもカサカサの細い筆で絵を描くのが好きでした。そして、今年も年賀状をいただきました。その年賀状の写真をじっと見ていたからかそのテレパシーが届いたのだろうか。4年生の夏に自分が撮った蝉の写真を私にくれたので、今でも壁に貼ってある。今は和歌山県に住んでいる。
そして、真菜美ちゃんや理子ちゃん、莉歩ちゃん、あと華穂ちゃんが同期でした。みんな健太郎くんのこと、懐かしがっています。健太郎くんの話ではおじいちゃんは木工がお得意でした。きっとおじいちゃん譲りの手先の起用さもあるのでしょう。
先生は大倉山の地から、皆さんの健やかな成長を心より祈っています。

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2013年春 近況報告

あとりえチビッコを終了してから2週間が経った。少しのんびりしながらあとりえの部屋の片付けと、絵を描くという習慣を続けている。

今まで自分の絵の発表をしていなかったので、自信というものはないが、子供たちが真似しないようにという、今まで持っていたストレスは感ぜずに、今度は自分を極力出さねばと感じて、一日小品を1、2枚をノルマにして絵を描きはじめた。

そういう中、今まで教えていた子供たちやあとりえのOBOG、またバレンタインデーにチョコを送った芳州先生の写真教室の方々からのお手紙、励ましの言葉を頂いている。そして子どもたちはもっと絵をやりたかった、6年生までやりたかった、楽しかった。そしてOBOGは私と一緒にいる時間が楽しかったとか、私はその感動に涙を流しながら読みました。

久米真紀子ちゃん、勝田麻里子ちゃん、保刈あかねちゃん、新沼早智子さん、木崎智子ちゃん、下平百合子さん、小川莉歩ママ、小柴智子さん、滝川奥さん、藤原奥さん、原正さん、下平怜奈ちゃん、竹内彩純ちゃん、由井達さん、いつもの吉田敏行ちゃん、太田君、脇田さん、矢部さん、門司さん、須永さん、宮崎君、私のかつての上司の古岡社長、清水昭代さん、伊藤智さん、岡田泰子さん、デラ、上田エイトマン、高原さん、木所さん、井上恭子さん、ナワタ良子ちゃん、常石敬一さん、片桐靖剛さん、山本麻由実ちゃん、大島さん、チョコと混同してわからなくなりそうだけど、もっとたくさんの方たちも、メールやお手紙を頂いた。それらはすべてB5のファイルに纏めました。地震があったら持って逃げるものです。元気が出なくなったら開いて読みます。

桜が満開の数日前の寒い日、散歩中、斉藤華純ちゃんにも会いました。どれだけみんなが大きくなっても私はあの時間に戻れる。子どもたちもきっと戻れると思う。私は自然の摂理で、すごく年とって経年劣化してしまうかもしれない。でもやはりここに住んでいようと思う。子どもたちと会えるから。

新しい生活は少しだけフワフワした感じもあるけれど、これからまた長野での農作業をして、元気にやっていきます。ちなみに「あとりえチビッコ」のブログの脇にある「お気に入り」に「田園の誘惑」を入れてあります。当分はその2本立てになりそうです。どうぞブログの方もよろしくお願いします。ところで4月1日を特に忘れないでね!

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2013/03/15

2013年3月13日は記念日になった

Kyousitu 最後の「あとりえチビッコ」を終えた。

教室では3月に入って子どもたちにはアクリル絵の具で静物画を描かせていた。2月にも同じアクリル絵の具を使って描かせ、その2枚の中で子どもが気にいった作品を額装して、最後の作品にした。ところが額に入れてガラスが反射するからと後で、写真を撮ろうと、うっかり忘れた。
そして最終日の課題は自画像と多種類のケーキを描き、そして食すという手順だった。子どもたちも喜んで描き、私は中央の回転台を廻し、記念品を渡し、作品に目を通し、これからの注意をしたりケーキをイッセーノセ!で取って食べた。Cake_002

P3130439そしてまたまた写真を撮り忘れた。肝心な時に私は写真を撮り忘れることがある。そういう時は心の中で写真になっている事が多い。きっとそういう日なんだと思う 。子供たちとの記念写真は芳州先生に撮ってもらった。

2013年3月13日またもう一つの記念日ができた。

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2013/03/13

大切なことは力まずに自然にやろう

今日であとりえチビッコを終える。
タイトルに書いたけれど力まずに?自然にやろう? と言っても力まずにはいられない。だって35年8ヶ月自分の命のように守ってきたことだから。両方の肩に《いじめから守る》とか《どの子にも平等に》とか《新しい教材や描画方を見落としていないか》などの考えがずっしりと重かった。それを取り外して自分が風船のように飛んで行ってしまわないか怖い。この一週間にビデオを6本は見、小さい作品を2枚は描き、ブログを変更するためにいろいろとパソコンをいじり回している。体の中に個性があるのならもう少し燃えるだろうと焚き付けもしている。でも映画が好きなんだからビデオを見まくって人生楽しんでもいいさ~という声もどこかでする。
昨日ケーキを選びに行った時に駅の近くで吉山君に会った。28歳になるという。そうしたら希望が丘で教えていた宮崎君の5年生くらいの時を思い出した。なぜだろう。記憶はチップスオブタングなのでしょう。
今日最後の課題は大倉山ピヨン洋菓子店のお菓子を見ながら絵を描いて、自分の肖像画も描いて、ケーキを食べて終わりにする。バレンタインデーのメッセージで書いたように4月からブログ〈あとりえチビッコ〉は〈田園の誘惑〉に変わる。素敵なブログになるように編集中だ。
自分のことばかり言ってしまった。とにかく先生も前を向いて歩いて行く。
巣立って行く5人の6年生真菜美、莉歩、理子、朋弥、凛の未来を祝福し、そして、怜奈、彩純、洸大の小学校での活躍を祈っています。

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2013/03/06

スパイダーマンのように生きていこう

今日と来週のあとりえチビッコのおけいこをすると教室は一応閉店になる。本当に長い事してきたので、最終日を考えると今から胸がいっぱいになる。

やりたいことがいっぱいあるから終了を決めたので、そのたくさんの項目から絞っていくことが今年に入って考え続けていることだ。いくらやりたいと言っても、今までの蓄積の上に自分をおいて考えないといけない事と、全く違う自分を試したい事が混同している。そんな折に車を擦った。

駐車場から出ようとする道路の向こう側の駐車場に最近6、7メートル位の白いリムジンカーがいる。マフィアという看板が置いてある、いっけん怪しい雰囲気で気になっていた。それに気をとられて、出口脇の黄色いポールを見過ごした。ザガガーといういやな音がした。それが先週土曜日に起きた事だった。

昨日確定申告を出し終わり、その足で日曜大工センターに行って、懸案の「補修ナビ」≪愛車の補修 自分でやってみませんか?≫のビデオを見た。そして必要な4種類ほどの用品を選び、以前買っていた研磨剤、スポンジ、バケツに水を用意し、我が愛車を自宅マンション裏に置き、補修に取り掛かった。塗ることは任せて! 久しぶりの暖かい日だったので時間がかかっても大丈夫と踏んでいた。まずは擦った時に着いたポールの黄色のペンキを落とそうと研磨剤の最も細かい煉りチューブをティッシュに出して磨いた。磨いてはその研磨剤をスポンジで拭い落とす事を繰り返しした。あれ!なんと、傷は付いていなかった。駐車場のポールのペンキが塗って間もないものなのでベタリと着いていたようなのだ。結局日曜大工センターで買った補修ナビ用品一式は使わずじまい。

「こんどの時に使おう」じゃなくて「お守りにしよう」と心に留めたのでした。そしてよく考えると私は車が好きという項目がまず一番に思い浮かぶのです。これはどうしても譲れない項目なのです。だから今回のように短期記憶を忘れぬように、動体視力、反射神経を鍛えてスパイダーマンのように身体、脳を鍛えて生きていこうと思うのです。

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2013/03/04

トイザらスLAZOOでカッティングシートを使って描く・2



Lazoo_ryuseiLazoo_manaka 今日は2,3才の子たちが多かった。まだ絵を描きはじめたばかりの子に筆記具を持たすのはそれだけで新鮮な喜びがある。右利き左利きの子どもたちが反対の手で描きはじめると、ご両親の考えを聞いてから修正したり、そのままだったりにする。

私のドイツで買ってきたマーカーをガンガンと打ちつけて描く子もいるけれど、孫がやっていると思えば、「優しくね」と言ってそのまま描かす。そのうちに「優しくね」の意味を理解して優しく塗るようになる。親や指導者は怒らずに何度も同じことを言わねばならない。親も指導者も「優しくね」。そうすればみんな優しくなる。合言葉は「優しくね♪」 語尾を上げて言うと良い。

ipadの「ぐるぐる!」や「おえかき!」が子どもたちの激しい操作にもかかわらず、昨日は調子が良かったので、楽しく遊ぶこともできた。

とってもシャイな子≪カオリちゃん≫3歳が今日も来た。自分が気が向かないと話さない。いつもお父さんが一緒でないとだめで、自分を出すのを躊躇っている。絵も肝心なところになるとパパに頼る。私はこんな街中の一畳もないお絵かきコーナーだけど≪カオリちゃん≫が絵を描くことを通じて心を開放して楽しい絵を描く子になると良いと思っている。
シールを同じ色に重ねて貼るマナカちゃんもいたけれど、子供のこだわりを通してあげる。イツキくんは3才なのに丸が上手に描けた。ナオ、リツ君兄弟はとっても仲が良かった。ご両親の子供の育て方が上手なのだろう。

写真は2人撮りました、お名前は聞いたけど、個人情報となるので、写真だけにします。子どもの顔は一年二年でどんどん変わっていくので、楽しい記憶としてここに残します。今までの前述のページのご両親方々にも承諾済みです。

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