鶴見川にススキが無かった
2013年の中秋の名月が9月19日になるので、今週のLazooはススキを子供たちに描かそうと思っていた。私はあとりえチビッコで指導していた時にも、季節の行事を取り入れて課題を設けていた。
そこで、家の近所の《原っぱ》にススキを探そうと外に出たのだけれど原っぱは前日に区役所の人が来て草刈りをしてしまっていたんだった。一カ所だけにススキがあるはずだったのだけど、取り払われていた。
そこで、新横浜公園に行き、鶴見川の土手にあるススキを取りに行った。ススキだと思っていたが近くに行き、よく見ると違っていた。どこにもススキは無かった。ススキに似た草が生えていたので持ち帰った。山渓の《日本の野草》で調べると、ミチシバもしくはイナゴツナギではないだろうか。よく考えると5年前にはススキはあったと思う。夕日にススキの穂が揺れていた。写真にも撮っている。
仕方が無いので《雑草》という課題で描かそうとトイザらスに持って行った。ところが、Lazooではこの日には雑草を描こうというような、絵が好きな子で小学生以上の年齢の子は来なかった。iPadグルグルで遊びたがる2才から5才の子が多かった。そしてなぜか、この日はよだれを垂らす子が多かった。
私はあとりえチビッコをお終いにしてから半年が経ち、いろいろ断捨離をして落ち着いたせいか、つくづくと子供たちのことが思い出されてきた。なんだかまたもう一度少人数でもやり直してみたい気がした。
それと、長野の畑のススキを取り除くことがどんなに大変なことかを知っているので、鶴見川にススキが無くなったということ(新横浜公園辺りでということではあるが)は、あとりえチビッコへの私的思い入れよりも重大な気付きには違いない。
この最後のまとめを朝になって少し書き直した、台風の影響からか、ベランダの窓が軋む。ココが落ち着かない。
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