国画会展写真部門を見て
国立新美術館に国画会展を観に行った。写真の部だけを見た。芳州先生の生徒さんである木所栄一さんが入選し、特別賞(野島康三賞)を受賞していた。抽象性と具象性が重なり合った奥深い作品だった。
写真全体が普通の写真展とは違い空想力を刺激するものが多かった。写真に加えてパソコンの技術的な進歩なのだろうかと考えた。私は木所さんの作品の他に新人賞を取った荒井道彦氏の「コラージュ・昇天B」が興味深かった。携帯や携帯の部品を使い人体ができている。他にも赤い犬小屋や金属製の椅子があったりして、その人体は一見するとゴミの解体処理場のようで、いつまで見ていても見飽きない作品だった。芳州先生は身近な人の入選を嬉しく思っていたようだった。絵画の方は時間がなく見なかった。ちなみに国画会展は5月12日にもう終了している。
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