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2014/06/13

食べたいものを作って食べる幸せ

パリにいてそれは正直に言えば、日本食も食べたかった。行く前に想像しているのとは違った感慨がある。
日本食の良い点は淡白な味であり、慣れ親しんだ醤油文化でもあり、上空から見える米の田んぼはご飯になる。次には大豆に表される味噌であり、豆でもある。フランスやドイツでは飛行機が降りてくるにつれて、牛が見えるのに代表される。牛乳であり、チーズであり、バターである。そして麦の広大な畑で表されるパン文化である。我が家でも最近は朝食がほとんどパンで、今まで週一のご飯食は最近では10日に一回になっている。それなのにやはりフランスに行って食事に不便だった。戻って来てつくづくと日本食の良さを感じた。そして自分が作ることができる環境に戻って感動している。なんてうまいものが作れるんだ。私ってなんて料理が上手なんだ。味は日本人に限ってのことではあると思うが。

戻って一番の夕食は鰻にした。車で15分の鰻をさばいて作って焼いている店に行って、ご飯を炊いて載せて食べた。そして戻って2日目の朝食は鯵の干物、納豆、きゆうりの糠漬け、お豆腐とネギの味噌汁、真っ白のご飯。昼はうどんのつけ麺。夜はお刺身とご飯、糠漬けと煮豆。戻って3日目の朝はパン食でコーヒー、クルミパン、サラダ、ハム。昼はランチ寿司、夜は野菜の煮物と手作り野菜餃子とご飯と味噌汁。そして4日目の今朝はもうパン食。昼はケンタッキー、夜はステーキ、トウモロコシ、ジャガイモの付け合わせにご飯。つまり食べたいものを食べたいように作ってこの4日間食べた。今回は途中でお腹を壊すというアクシデントに見舞われて、より強い日本食への 願望が出てしまったということなのだと思う。明日からは普通に、でも自分で作る楚々たる食事にします。

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