クリスマスの頃になると思うこと@2014
中目黒の目黒川沿いの桜並木に青いイルミネーションが点き、人気のスポットになっているらしい。。先週、写真の会の忘年会でその近くを通りかかり写真を撮った。金曜日だったので物凄い人出だった。「青の洞窟」といわれる皆が目当てにしているのはこの写真の反対側で、私は少しでも人のいないほうを向いた。
クリスマスの頃になると車の中でも自宅のオーデイオを付けてもクリスマス音楽が流れてくる。私はハミングして一緒にいい気分になる。サンタクロースがいるとかいないとかのお芝居はしなくても良いお年頃になった。
私たちが幼稚園ぐらいのとき、大人たちはサンタの存在に注意を払うことはしていなかった。終戦後の昭和22年生まれはそれどころではない社会情勢があったからだ。親たちは子供たちにミルクと食料をどうやって食べさせたらいいかとか、父は仕事にありつけるかどうかに悪戦苦闘していたはずだ。私がサンタクロースを意識したのは、小学4年生で腎臓病になった時辺りからだった。家で安静にして寝ているときにサンタがくれたらしいミルク飲み人形を横に寝かせていた。あまり可愛くない大人っぽい顔をしていた。なんでミルクを飲ましておむつを当てているのに可愛くないんだと、今になると自分の心の中が読める。
娘たちのクリスマスは3年生の頃が大変だった。子供が学校から戻ってくる前にプレゼントを物置に隠しておき、夜子供がお風呂に入っている間に玄関のドアに下げたりもした。ほかには子供部屋の戸を開けてプレゼントを置き、そっとリビングに戻って時間がたってから「あれっ、何だか鈴の音がしなかった?」とか演技した。その時の子供たちの顔は今でも思い出せる。目をつぶると、もっとジンジン思い出す。長女にあげたプレゼントより次女のプレゼントのほうがよく覚えているのはなぜだろう。ポップコーン作り、レジスター、押し花づくり、長女はピンクレデイーの衣装だ。ああ、性格が垣間見える。
去年まで、3回クリスマスの日に孫を預かって、クリスマスの芝居をうった。初めの時は山小屋にサンタがやって来て、ラジコンカーのプレゼントを置いていった。去年も一芝居うって、ボードがベッドのそばにあった。とも君は冷静な顔をしていた。その時私は、「もう来年は辞めよう」と思った。
今年は中学生用の電子辞書をクリスマス前に宅急便で送った。新横浜のビックカメラでいろいろ中身を見て決めた。以前我が家に来た時、私たちの電子辞書に興味を示していたからだ。100ます計算もあり、また外国の国の人口や国土の情報が入っているのもあった。机の上に置いておけばいつも調べられる。
私はといえばガーデニングの教室で「森のクリスマス」の寄せ植えを作り、リースも天然木の葉で作った。今まで似たようなことをあとりえチビッコで指導していたが、これからは自分のペースで製作できる。あまり閃きすぎたり、精巧すぎたりしないようにというブレーキは効かさなくてもいい。
あの時はあの時で楽しかったが、これからは自分を楽しませることに徹したい。
今日か明日はマイハズバンドと一緒に外でお食事、気の置けないつばめグリルが良いかな。牡蠣とかニシン最高!
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