2015年1月の記事
2015/01/27
2015/01/13
コンペに向けてのランの寄せ植え
昨日は山手の寄せ植え教室に行くまでに芳州先生を都築の教室に送り、途中に成人式の車の渋滞があり自分の成人式の頃を思い出しながら、横浜山手の教室に着き、可愛らしくも品性のあるランを見て心が落ち着いた。
こうして一日経って自分の作品を見ていると次のコンペティションの作品をどう仕上げていこうかと意欲が湧いてくる。こうしたプロセスは私が女子美を受けようとデッサンを始めた17歳の頃の精神構造に似ている。苦ではなく心が華やぎ、なにか成就しそうという期待感に包まれている。こうして歳も重ねていると期待感にプラスして必ず成し遂げられるという自信も体の奥底に感じられる。幸せなことだ。そのことは施設にいる母に一昨日伝えてきた。
今回のランはミニカトレア、アングレカム、オンシジウムを使いミズゴケベースになる。
今回でまだ7作品目なので、長いこと作品を作っている方々には及ばないのだが、カトレアやその他のランの華やかさと植物としてのランの持つ「起源を感じられる作品」作りが出来たらと感じている。
2015/01/08
生まれて初めての鐘撞きと未年
私の住んでいる大倉山には大晦日から元旦にかけて歩いて初詣に行くとすると師岡熊野神社、八杉神社、歓成院、正覚院がある。今年は芳州先生の指導している教室の関係で歓成院の鐘撞きのお誘いを受けた。大晦日の11時を過ぎてから懐中電灯を持って二人して出かけた。境内には早かったせいか30人ぐらいが並んでいた。納めのお札を燃やす焚き火が赤々と篝り、厳粛ではあっても、スマホで自分の近況を打つ若者もたくさんいた。同級生たちと久しぶりに会った歓声も時々聞こえる境内だった。ご住職のお話の後11時45分になって町内会の世話役から順に鐘を撞き始めた。
私は待つ間に出来ればなるべくいい音で鳴らしたいと思った。残念なのは、どのくらいの音が出るかなと後ろに少しだけ動かして弾みをつけようとした途端に鐘に触れてしまい、小さな音でコーンとなってしまう人もいた。それでは淋しい。
思ったよりも早く私たちの番になり、私は結構思いっきり後ろに引いて力一杯撞いてみた。今年の私のパワーのような気がした。帰り道の15分ぐらいの間、除夜の鐘の百八つの煩悩って何だろうと考えた。あれから時間があると調べているけれど梵語も関係して難しい。自分が理解するのに難しい。ウィキペディアの解説には「身心を乱し悩ませ智慧を妨げる心の働き(汚れ)を言う。」とある。
ところで今年は未年です。シープと言えばストレイ・シープ。迷える子羊、夏目漱石。三四郎と続きます。あまり迷わないでいたいですね。
日々平穏に、大晦日に撞いた鐘の音を思い出し、迷いを無くし煩悩を振り払って静かに生きたいと思う今日この頃です。
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