寄せ植えの芸術展&創造
バラクラの寄植えの芸術展は2月3日から2月5日まで明治記念館で開催されました。花材選びに3日使い、植え込みに2日費やし、やっと作品展に漕ぎ着けました。作品を作る期間の楽しさは花好きならば、たとえようもない程なのです。水を撒き可愛いがって花を咲かせ、そこで自分も癒されてLove floraがある。上級の賞を頂いたがそれは二の次の事で、寄せ植えのアレンジのプロセスを200%楽しみました。
私が植物を相手に寄せ植えの世界に没入している2週間程の間に、イスラム国に捕らえられていたらしい後藤さんは処刑されてしまった。またヨルダンのパイロットとその引き換えにするイスラム国の死刑囚も処刑された。明日またもっと混乱するかもしれない複雑な中東情勢がある。私は世界情勢や政治批判は苦手でほとんど文章化した事は無いが、情勢を判断し考えてはいる。自分が見て聞いて調べた範囲で言うことが出来ればブログで言っていかないとと、思っている。
私の身近なアトリエの生徒やその両親、親戚の子たち、近所の可愛い駆け回っている子供たちが戦争的な出来事に巻き込まれるようなことがあってはいけないし、遠い国のシリアを含めた中東の地で子供たちが飢え寒さに震えていることも可哀想でならない。なんとかしたいという思いはいつもある。
花を植えて美を作り出す創造の作業はあの動乱と混乱と破壊の対極にある。美を感じれば感じるだけ助けたい気持ちが湧く。
写真は明治記念館では写真撮影が上手くできなかったが、新しいダイナブックのフォト編集で幾らか改良を試みた。
ガーデニングスクールの資格の基準もあるのだが、資格を目指してというよりは植物の知識を増やしながら自分の周りを花で美しくしたい。今回いただいたゴールド賞新人賞がこれからのやる気に続くような気がする。
明治記念館での作品の一部は横浜山手イギリス館において芸術展の会場に2月16日まで飾られています。私の作品は鉄の鉢に植わった蘭の作品と緑の鉢に植えられたクリスマスローズの作品の2点です。お時間のある方は横浜山手散策にお寄りください。
上級者の作品をこちらに載せたいと思いましたが、著作権に触れると気づいたので載せません。山田校長のレクチャーでもおっしゃいましたが、「大胆な発想と繊細な植物選び」「植生を大事に」がどの作品にも感じられます。
また、八王子教室の西野先生の作品「雛の宴」(私が勝手に名付けた作品名)はこの場で終わりにするにはもったいないほどで,外国からの人たちが立ち寄る成田空港や銀座の和光のウインドウデイスプレイにしたいと思うほどでした。
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