快適な隠れ家を作るために
今年は雛祭りの10日前に雛人形を押入れの天袋から出して飾ることができた。雛祭りが終わって、いざしまう段になり、力が足らず段ボールを持ち上げられなかった。そこで違う場所への収納法を考えついたので、そこをどけようと片付け始めたら際限もなく拡大。亡くなった母の手紙や衣類、ケアマネージャーとの連絡の書類を紙のゴミに入れていく。紛れ込んでいる記念写真にうっとりとして暫し見入る。「若い」
造形教室をやっていた時に溜まったクレパスや用紙類を取り敢えず分けていく。地道な分別作業が延々と続く。ゴミの中にはリサイクルのため布と金属に分けていく。
もう6789日(ブログ前述)の4日が過ぎたのだから自分の関心を持つもの以外は放棄しようと思うのですが、捨てがたいものも出てきてまた使うかもしれないと箱に入れていく。着ないと思われる服の類は即ゴミ! 的確な判断と決断、それ以外は何も頭の中に入り込ませてはならない。
昔10才位の時に、ハンカチの会社に勤めていた叔父さんに貰った金の糸が縫い込まれている一枚のハンカチを大切にずっとしまっていたことがあった。結婚した時もそのまま持って来ていて今も確かタンスの中にある。思い出に象徴されるものはひっそりと10個くらいは持っていたい。
今また再び部屋の片付けを始めたのは雛人形の件もあったが、自分の城を築きたいからでもある。思い立った時にやりたい事が出来る、過ごしやすい自分の部屋はアトリエであり、書斎でもある。昨日、一昨日と2日使った。そのためにあと数日を使うことは許せるかもしれない。
いくら仲の良い夫婦でも、自分の時間を持つ空間は大切にしなければならない。
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