ザリガニを描く
ツカサ
今回はザリガニを描きました。男の子2人の保護者の提案で近所の公園でザリガニを捕獲してきてもらいました。小石が入った籠と大きめの石が入った籠と泥水っぽいのとが準備されて持ってきてもらい先生は楽でした。気遣ってくれてありがとう。昔は小机の小川や新横浜の沼地に採りに行き網や手で採りました。徐々にペットショップで買うという反則技も交えていました。それは年齢を重ねたおばさん、場合によってはおばあさんが網を持ってドブ川をさらうのは如何なものかという常識が心をよぎり始めたからです。私はずっとそうしていたいのに!マオ
自然を相手にした絵画の場合、子供たちとはその自然について色々な話を交えて進めています。山小屋のキビタキの巣の話や鹿の柵の話で盛り上がります。時間的には20分か30分をかけてもいいと私は考えています。様々な方向から考えて、そして観察して、その子が今気づいている範囲で描けばいいと考えます。今回も男の子は何の苦もなく描き始めましたが女の子は気持ちが悪いや怖そうという反応でなかなか描き出しませんでした。そういう時はほんの少しのキッカケで描き始められるので手を取って一緒に少し描きます。ソウタロウ
そして描きあがるとき、どれだけ自然について知っているか、その生き物への愛着などの子供たちのその度合いは描かれた絵から明らかに解りますが、成長によって変わってくると考えているので、それ以上は言いません。楽しく描くことができれば良いと待っています。カオリ
ツカサは温泉に行ったザリガニを描いているそうです。いつもお話が好きでたくさんおしゃべりしながら描いてます。今回は色彩も多く密度も濃く描けました。ソウタロウは画面の中に向きや大きさを考えて描いていました。脱皮はお化粧をするときに剥がすパックのようなものと言っているのが可笑しかった。マオ、カオリちゃんはザリガニを怖がってなかなか描き始めませんでした。2人の家庭がアウトドアの生活も多く経験させているのを知っています。出来るだけ不得意や苦手がないようにさせてあげたいです。そうすれば絵も生き生きとして来ると思います。ツカサ
カオリ
マオ
ソウタロウ
小作品はスクラッチ画です。クレパスで黒以外をランダムに塗り後から黒を塗ってその画面をスクラッチ(引っ掻き)します。各テーマは自由にさせました。ツカサは迷路、マオは女の子カオリはチョウチョ 、ソウタロウはドラゴン。(一部間違って表記していました。訂正しました。ごめんなさい)
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