「小さな発見・大きな感動」ある理科実験教室の報告
一年前の8月に昔からの友人小林慎一郎氏から「大豆戸小学校で理科実験を教えて来た」というメールをいただいた。その時は事後報告だったので、どのような理科実験なのか解らなかったが、つい最近そのことに関する本が送られて来た。その理科実験教室の趣旨がよく分かる内容だった。
書籍名は「小さな発見大きな感動」出張型サイエンスイベント特集(Gakken)
因みに私は若い頃学研に勤めており、豊田も在籍していました。この本の出版社がGakkenということもあり、また不思議なご縁を感じました。
目次には
✈︎1 日本IBMトライサイエンス実験教室
✈︎2 やまがた「科学の花咲く」プロジェクト
✈︎3 アニメ理科実験教室
✈︎4 一般社団法人ディレクトフォース 理科実験グループ 「豊かな経験と知識で科学の楽しさを伝えていく
✈︎5 日本科学技術振興財団の活動
小林氏はこの✈︎4ディレクトフォース 理科実験グループのチーフのようです。
今回8月9日に横浜市大豆戸小学校でも午後から理科実験の授業をするとのことで、私も見学者としてご招待を受けました。その日は残念ながら、都合が悪く参加できません。とても残念なのでこの本を通してブログで紹介することにしました。
「小さな発見 大きな感動」の中のデイレクトフォースの活動実績によると開始した年の2010年の実験教室数は22、参加者は700人だったが、年々増えて2016年には教室数312、参加児童8355にもなっている。活動内容は児童4、5名のグループに講師が1人つき、実験器具もできるだけ手作りにし、身近な材料を使ってコストを抑えるようにすると書いてある。テーマも「墨流しを作ろう」「活性炭でおいしい水を作ろう」「電池を作ろう」「飛行機はなぜ飛ぶの」「風車を作って発電しよう」「my地球儀を作ろう」「滑車の実験」などなど低学年向けから高学年向けへと対象が上がっています。
指導しているメンバーの方たちの活動への思いや感想も添えられています。またデイレクトフォースの発起人、顧問の方々はそうそうたる実業界メンバーが名前を連ねている。
私の友人小林君(小林氏)は麻布学園高校を出て、東大へと進み金属系の会社の重職を経ています。高校時代の文化祭では白衣を着て理科実験の説明を分かりやすく受けたことを思い出します。
小林氏(小林君)が子どもたちへの理科実験を指導すること、またディレクトフォースの社会貢献と科学教育への情熱のパワーをまとめ、メンバーの自己研鑽のお仕事へ移行されたことはとても幸せなことなのではないかと思います。小林慎一郎氏の今後のご活躍を心より祈っています。
問い合わせ先
一般社団法人 ディレクトフォース Web:www.directforce.org/
03-6865-7860
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