自転車を描く
今回は自転車のデッサンだ。前回は子供たちが集中できなかったので、今回は正しく次々と描けるように準備し指導した。
自転車はよく見るとタイヤとタイヤの間にもう一つタイヤが入る。つまり1:1:1に分けることができる。スケッチブックに三等分の線を入れた。それとグレーのペンでタイヤを下書きし、重なって前に来るパイプなどは後から濃いブルーで描けば線は消えると説明して進めた。私が3枚のデッサンを三段階で描いておき、子供の進み具合に合わせ見せていった。最後の1枚は子供たちが大部分描いてから見せた。今回は、人が乗るということは描かないで自転車をだけをよく描こうとも言った。
ツカサは最終的に空間が空いているので人=友達を描いていいよとすすめる。「太陽をもっと、よく描いて」とも言ったらもう一つ太陽を描いてしまった。2つの太陽を描いたからと言って本人に心理的に問題があるわけじゃない。私の説明が悪かったからだ。「もっとよく塗って」と言えばよかったのだ。でも2つの太陽の絵もあっても良い。自転車がしっかり描けて入ればね。回りで遊ぶ子供の表情がなんとも可愛い。
ソウタロウは自分の自転車だから、細かいところをよく解っている。車輪のスポーク(米)の取付金具の部分をしっかり描くようにいうと、頑張って描いた。英字の部分も工夫して描いた。大きく堂々と描けててスピードも出そう!タイヤのチェーンも大切なところだと解っている描き方だ。こうした絵を描くときは正確な描き方を目標にして描かせたい。
マオちゃん、カオちゃんは形を描きとった後に車輪のタイヤのデコボコを説明すると、どうしてもそのことに捉われてしまう。丁寧に描くのはいいが、時間もかかり、疲れてしまいがちだ。全体を見るようにも促したい。
マオちゃんは男の子たちが先に来てもう描き終わり、外で遊び始めたので気になり、超特急で虹のようなタイヤを描いてもう良い!
カオちゃんは「私は丁寧にゆっくり描くから遅くなる」と言いつつ頑張って居たから、チョットだけヘルプしちゃった。でもどうしてもみんなの声に刺激され終了にする。タイヤのスポークの金具は頑張って描きました。写真に撮るとなんとか描けていたので、先生ホッと。
今回はホノカちゃんお休みです。
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