いろいろな顔を描く
子供たちは顔を描くことが苦手だと思っている。目とか口とか鼻を描くようにと言っても、なぜか嫌がる。そこで今回は顔を笑い飛ばしながら描くことで「顔を描くことが苦手」を少しでも乗り越えさせようと変な顔を言葉で表して描かせてみた。他の人の真似パターンもありで進んだ。それと子供たちが顔を笑いながら描いて、のってきて、面白いキャラクターが描ければ良いがと考えていた。そこから絵本も描ける。谷川俊太郎の本の中の顔を見せて、こういう書き方をしてもよいとも言って進める。ついでに「絵を描く」を読んであげました。
カオリは描くのがスローだけど、今回の丸い目をした猫が可愛いピンクのシマシマで描けたので、それはキャラクターとして絵本も描けるからと励ました。坊主頭の耳の大きな男の子もエレファンチックで良い。
またホノカは眼鏡をかけた女の子を最初に描いたがあとは「4歳の子にこんな難しいことかけないよ」などと言いながら、じゃあ後は人間じゃなくて猫でもいいというと猫が好きと言って描く。確かに4歳には難しいかもしれない。ハッキリと物事を言うところと急に歌をうたい出すところが可愛い。メガネをかけた女の子と猫を登場させる絵本は良いな。
マオは眼鏡をかけた女の子、オバケ、猫がキャラクターとして面白い。女の子がサングラスで怪しい感じも他の子と違って良い。
ツカサはまんべんなく肌を塗ってあるのでそろって描けている。ツカサは歯医者で歯を見せる男の子、イヒヒと笑うオバケも口の中に炎(ノド✖️ンコ)が見えてて面白い。この位の子の描く絵には完成度は記録できないが、この年齢の思い出として未完成度が有って良い。
スケッチブックは何時か捨ててしまいかもしれないが絵本という形になったら大人になっても捨てないで残して置ける。
ソウタロウはおたふく風邪になってみんなと一緒にレッスンには来れなかったが、隣に住んで居るので声をかけて描かせてみた。一つ一つをゆっくりと考えて描いていた。とくに女の子の髪の毛を編むのが、多分お母さんの様子を見ているから描けるんだと感じた。帽子をかぶった男の子が弟に似て描けた。今度物語を書くときはこの男のことオバケを登場させて描きたいそうだ。
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