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2018年3月の記事

2018/03/24

花束を描く@2018春

ツカサ
1年生最期のあとりえチビッコは花束の絵を描いた。モチーフの持つ雰囲気を絵にすることを感じさせたかった。花は色彩、匂い、形の美しさがある。それに気づくことやいい匂いの花をママにプレゼントしたい!そのような気持ちも大切です。お絵描きでは時々この絵をよくかけた子にこの花をおみやげにあげると言います。今回はどの子もだんだん作品が素敵になってきたのでアミダで1番をきめることにしました。ツカサ君が当たりになりました。
マオ
子供の絵は1番気になるところから描き始め、それがその絵の印象になります。出来るだけ教え込まないでその子の持っている力や特質が出るように待つことだと思います。一年経ってその特質のようなものが出て来た感じはします。
カオリ
形が取れないときは色の好みを引き出し、色がつまらないときは線の引き方を少し教えて進みます。いつかその子の持つ個性が私にもその子にも同じように意識できる所まで行くと良いなあと思っています。
今回、ソウタロウはインフルエンザでお休みでした。春休みで先生も山に行くのでフォローはせず作品はありません。
ホノカ
ホノカはまだ幼稚園年中組です。印象的なピンクを使いました。
子供たちの作品はパステルを使い、フィキサチーフで粉を固定しました。

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2018/03/06

一年経った自分を描く@2018

子供たちが入ったばかりの頃に描いた「自分」はパターン化した顔や髪の毛だった。子供らしく疑いもしないでのびのび描いていたとも言えるけれど、今回は以前の絵と比較させて、一年たっての「自分」を描くことをさせました。前回はクレパス、今回はアクリル絵の具です。

ソウタロウ
午前に指導した子3人は場面の中の自分を描かせた。
ソウタロウは好きな自転車に乗っている自分を描いた。ペダルまでの足の長さやハンドルまでの手の長さが面白い。

ツカサ
ツカサはけん玉をしている自分を描いたのだけどけん玉が小さくなり見えにくい。スクラッチ画を描きたいと言うのでアクリル絵具を多色で塗り、次にはクレパスで黒に塗る予定なのだったが、ツカサは急に虹を描きたくなりクレパスで塗った。
ホノカ
ホノカは自分を描いたら弟のことも描きたくなった。4歳児にとっては後から生まれた弟の存在は自分と同じくらいに大きいのでしょう。明日が弟の誕生日なので真ん中に苺のケーキがあります。

カオリ
そして午後から指導したマオ、カオリちゃんは今までのパターン化を今回で変えて見たかったので午前とは変えた指導をした。
2人は絵をどう描こうかと考えてしまうので、午前中の残った絵の具を混ぜて作る絵の具が綺麗な色なので、「どんどん混ぜていくから良いと思ったらストップと言って」と混色して行った。まず緑と青系を混ぜた。そこでカオリちゃんがストップといった。そしてその色をバックに塗らせていった。今度は赤や金や白、紫を混色していった。マオもある所でストップと言って次にボードに塗らせていった。そこに自分の目を描かせ、顔の色を塗り乾いたところから口、鼻など部分的に描かせた。

マオ
本来は自由に描かせたいがパターン化は細部を見ないことになり、観察による子供の目線の面白さが引き出せない。今回は2人とも絵を描きながら意外な展開があるのを感じたかもしれない。

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