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2019年2月の記事

2019/02/20

音楽を聴いて描く@ビバルディの四季

今回は「音楽を聴いて描く」です。音楽を聴いて描くことに戸惑うこともあるので今までにどこかで聞いたことがある曲を選びました。最初にビバルデイの「四季」の春を聞かせて描き始めました。使う色も決まり、「四季」の春から夏、秋、冬と流して描かせていきました。夏の雷から東日本大地震にと話題も飛び、真緒、圭織はまだ赤ちゃんだったにもかかわらずリアルに当時のことを話しました。お母さんは取るものもとりあえず赤ちゃん2人を連れて新幹線に乗って関西のおばあちゃんのうちに避難した事など、震災後にずっと子供達に話しているので、幾つになっても1歳の時の幻の記憶を話すことになるでしょう。アクシデントが起きた時の対応を家庭内でよく話し合われていることが分かります。大事なことです。

圭織
さて、まず描きやすい太めのマーカー5、6色をえらび、私が3例ほど説明したものから自分の好きな方法で描き始めました。小さな面積から大きな全体へと目を向けて描かせていきました。圭織は先が決まっていると安心して描いていきます。随分進歩しました。そして楽しそうです。

真緒
真緒はこの頃何も心配せずに少し考えては書き足していきます。自分で考えて描いていかないと出来上がらないと私はよく子供たちに言っているが、学校の担任の先生も手伝うことはできない、自分で考えて描いたり作ることが大事だとおっしゃっていると真緒は言う。自分で考えるという教育が浸透しているなと感じました。

ほのか
ほのかはまだどうしても細部から全体が見られないので途中から仕上げになる時に細部同士を結びつける沢山の線を描かせました。いつか自由に全体を見て描いていくでしょう。可愛らしさから丁寧さが積み重ねられれば作品に反映するはずです。
一般的に女の子たちは全体を見ないことがよくあるので各自、作品を離して見て描かせていきました。

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2019/02/08

独楽の着色

真緒
昔、私が小さい頃、寒い冬にはコタツに入ってみかん食べながらトランプのババ抜き、七並べ、神経衰弱をした。

圭織
百人一首はコタツから出て4人ぐらいでやった。近所に住む弟の幼馴染や従兄弟がいる時は盛り上がった。百人一首で読み手になり、読みながらカードを取るのはずるいことだったけど、結構私、やりました。

ほのか
時にはどこかでいただいた手回しのミニ独楽を廻したりもした。

柊太
娘たちともそんな感じで冬の夜は過ごした。あとりえに通う子供たちにも手を使い、皆んなで遊ぶことをさせたいと思い。ヨーヨーや独楽を着色して、遊ばせている。



前回アクリル絵の具を細く使う練習をさせて、独楽を塗らさせた。丁寧に仕事ができるようになった。まだ2月3月と寒い日が続くので、室内で過ごすことも多い。親子でこのコマ回しをするのもいいのではないでしょうか。お父さん結構上手かも。


子供はかなり力を入れて遊ぶので着色後に預かり私がニスを塗って次回に渡す。お迎えのばあはが来るまで独楽で遊ぶ。男の子2人は次回まで我慢できずにニス塗りせずに一個を持ち帰った。尖った方を相手に向けて喧嘩しないようにと念を押しました。

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2019/02/05

独楽のための着色練習@ボードに抽象画

圭織
こんかいはアクリル絵の具でボードに抽象画を描きました。2月に「独楽着色」の課題があるのでその練習のためです。

ほのか
最近は子供たちの時間帯が一致しないので、3人と2人に分かれて教えることも多く、1人が風邪などを引くと個人レッスンになります。自由に書かせることも大切ですが、こういう時はそばに居て筆使いや絵の具を筆に含ませる方法などの基本的な細かいことを教えることが出来ます。芸術のカテゴリーから見たら些細なことですが、日本の教育環境からは重要なことかもしれません。

真緒
また子供たちには自分の個性、人との違いを意識させるようにもしています。特に双子の圭織、真緒にはそのことを少しずつ話しています。

柊太
学年が下のほのかにはまだ自由にさせることが多いです。柊太はもっと自由にさせています。教えようとすることには反発を感じるようなので、自分が失敗をして確かめて進むようなところがあります。


男子は丁寧に1枚を描くよりは、たくさん描いてアイデアを早く出したい気持ちを優先させています。司は今回、自分らしさに気づいて描いています。色彩の塗り方や線のバランスもいい感じです。

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