不要不急の外出
最近我が家のマンションの上の階の方からリフォームのお知らせがあり、それが全面改装のリノベーションであるため、かなりの騒音があるとの報告がありました。
当初、騒音が酷いからと聞いた時に、パーキンソン病の夫の体調に負荷がかかるといけないとリフォームの予定表をマンションのエントランスに見に行きました。するとなんと!設計図には内部の駆体を取り去る旨が表示されていました。20年近く前にも駆体を取りかけて工事音が酷くリフォーム会社に年長者が抗議して工事を取りやめにした経過があります。駆体とは建物の主要な構造を作っている部分であり、基礎、床、壁、柱、屋根であります。
その後、今回の工事に関してマンションの管理人を通じての注意をリフォーム会社に連絡してもらい設計の訂正がなされました。工事時の騒音がどの程度かはここ最近の我が家の上下左右のリフォームの時から想像はできます。階段などでの利用が不便になり、夫の病気にはあまり良くないので、私は不要不急を選択しこちらの山小屋にきたわけです。もう40年経つ建物ですからリフォームは当然でありリノベーションもするでしょう、住んでいる方、新しく住む方とも仲良くしたいけれど規則は守って頂きたい。そう思いました。このリフォームもコロナで在宅されて考え始めたことでもあるのでしょう。
今回こちらの別荘に来たことは特に不要不急を理由にしていますが、全て夫の病気のためです。こちらの山小屋の住人の方から聞いたことですが、東京の車ナンバーなので車を煽られたと聞きました。そのため《長野在住》と言うシールを貼ったそうです。私は今のところそのような差別感は感じたことがありません。というより煽られるほどゆっくりは走らないからとも言えます。
人それぞれに不要不急には理由があるが、いちいち説明することはできません。その辺のあたりはもう少し寛容になれないかと思います。
この別荘地を購入する大きな動機は子供たちに自然の中で遊ばせたいという目的がありましたが、もう一つの動機は日本が中央集権でなく地方分権、地域主権になった方が良いという考えを持っていました。地震などの天変地異が起きても地方がそれぞれ主権を持っていれば中央を支え合い、援助できると考えられます。そこでよくキャンプをしていた長野を選び、そして八ヶ岳を眺められる佐久川上村を選んだのです。
山梨県も長野県も何年か前に地方創生を唱っていた時もあり、住民を増やす運動をしています。買って応援、食べて応援。そこで私は同じ食料品や園芸用品も買い物をするなら長野や山梨に着いてからと行動してきました。ですから今もその気持ちです。
そのような中で「不要不急、県を跨いでの外出はお控え下さい」と言うメッセージをマスコミのアナウンサーが言うのは理解できますが、県や市が昔提案していたことを忘れたように発言するのには疑問を感じました。
新型コロナウイルスに対して県民にあまねく言わなければいけないのですから、住宅密集地の首都圏からの移動者のコロナ発症は治療に医師や看護師が大人数必要となり、迷惑なことです。ですから不要不急の外出禁止は長野や山梨県の人にとっては当たり前とも言えます。
しかし、この地の別荘では3蜜ではありません。言わせて貰えば土地への固定資産税も、少ないですが村民税も払っています。ステイホーム!ステイセカンドホーム!です。
個々人に対してコロナというウイルスを除外するために、こういう移動の禁止の方法が取れることはわかります。しかし今度コロナが落ち着いて経済を動かす時は同県も他県の経済を動かすことが必要になるのだから、その辺も考えても欲しいものです。みんなで仲良くやって行こうと言う気持ちで! 寛容な気持ちで、でもコロナには厳しい衛生観念をもって!
ところで私が以前から国際情勢を勉強するためのサイトを読んでいました。そこにはまた違う角度からのコロナについての情報が書かれていました。田中宇の国際ニュース解説 無料版 2020年5月29日http://tanakanews.com/
時間があったら読むことをお勧めします。《911とコロナは似てる》
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