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2025年8月の記事

2025/08/24

「法医学者マダムエール」に「アストリッドとラファエル」

Amazonプライムで「法医学者マダムエール」14話<目には目を>を見ていたら、「アストリッドとラファエル」が登場して来たのでビックリ!

同じ🇫🇷フランステレビドラマなのでこの回だけのクロスオーバーにしたようだ。金庫の開錠に眼球を使うという設定にも驚き、お料理をしようとして玉ねぎの瓶詰めに👀が入っているのを見たおばさまが卒倒!


<アストリッドとラファエル>

パリの犯罪資料局で働いているアストリッドは自閉症ではあるが警官だった父親の影響を受けて犯罪捜査の知識を並外れて持っている。アストラッドの論理的で几帳面な謎解き型捜査方法に対して思いつきと猛進する捜査方法でおおらかな警視正ラファエルはベストなコンビだ。

<法医学者マダムエール>

フランスのボルドー法医学研究所に勤めるアレクサンドラ・エールは、“遺体は真実を語る”がキャッチフレーズの、有能で変わり者の法医学者。真相究明のためなら解剖室の外に飛び出し、身分を偽って事件関係者に聞き込みをしたり事件現場に潜り込んだりして、兄である刑事のアントワーヌを困らせている。


この「目には目を」の特別コラボはこの回だけのようだが2倍の面白さがあった。

また2つのドラマはフランスの地を感じさせる撮影が楽しい。そして特にマダムエールのスタイリッシュでカラフルなファッションは参考になりました。

<アストラッドとラファエル>はもう終了しているのが残念ですが、ラファエルが最後に殉職しているのでもう復活しないでしょうね。この<法医学者マダムエール>で再び会えて嬉しかった。

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2025/08/15

エコドキュメントというツール

昨夜テレビではNHK「ドキュメント太平洋戦争1941 開戦」をやっていた。4年前の再放送だった。戦争中に生きた兵士や一般市民の日記や手記を集めた特集だった。[エコドキュメント]というらしい。

今日は敗戦記念日だ。

私が戦争に関わることで話せることは[父が赤紙で招集されて千葉の〇〇どこかに行ったが足に豆ができて治療を受け、母からの手紙を読んで上等兵に往復ビンタを受け、いろいろ戦争以外のイジメを受け、終戦で戻り、母と結婚した]という話しだ。

母は日記を書いていたが[海ゆかばが聞こえるとその地が負けた時だつた。東京大空襲の時に東京の空が真っ赤だった。食料は千葉に疎開している時は何とか食べられていたが終戦後結婚してから父の実家との生活で食料は足りず、千葉に食料調達して戻ると家族が皆食べてしまい、身重の体で大変だった。母は弟の小学校の先生に戦争中の日記があると話したら、それは大切にしていなさいと言われた] としきりと話していた。私は両親が夜中に戦争中の話をよくしていたのを垣間聴いていた。

夫の両親は小学校教師の家で父親が結核を患ったので戦争には行っていない。だから家族の会話には戦争に関わることは少なかったと思う。

夫は戦争開戦の年1941年に生まれ[四万温泉に疎開したと聞くが細かいことは分からない。終戦で母親に会った時は4歳位で変な顔していると思ったと言ってた。なぜそんなふうに思ったのだろう。他には疎開の思い出はないらしい。幼かったから記憶も無いので話せることは形にならないのだろう。叔母たちが育児に携わっていたようだ]

この話を聞いた結婚直後に主人も戦争の犠牲者だと思った。

このNHKの放送を見て、戦争責任者たちはなぜ犠牲者が増え続けるのにポイントポイントで終了を宣言できなかったのかと思った。危ない道に入って行く三叉路に私たちもこれから気を付けないといけない。

写真は川上村の花火

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2025/08/05

「ブラジルの赤」感想

ルネッサンスの時代16世紀半ば、フランスの植民地をブラジルに作ろうとマルタ騎士団のヴィルガニヨン提督が立ち上がった。イタリア始めヨーロッパで戦ってきた歴戦の強者は配下の騎士や教会関係、行政官、商人、水夫などをその旅のために集めていた。その中にヴィルガニヨンの同志だったクラモルガン騎士の子ジュスト(兄)とコロンブ(妹)が居た。彼らは新天地での通訳として仕事が用意されていた。数ヶ月の大西洋の航海では集まった同志の探り合いや争いがあり食料もなくなり悲惨であったが、フランス王のための植民地を築くことと新教徒のために新しい土地を開拓することの大いなる希望で新天地に着いた。今のブラジル、リオデジャネイロなのだ。海岸の向こうは果てしないジャングルで、食人のインデアンとの戦いでもあった。航海の仲間はそれぞれの出自があって簡単には仲間と言えなかった。

クラモルガン家の2人の子供は2人とも男子として乗船し、ブラジルに着いてからもそのままの処遇だつた。2人はそれぞれ違った道を進み始めた。本国から送られてきたプロテスタントカルビン派に兄は影響され、妹はジャングルのインデアンの自然な暮らしにのめり込んでいく。時間が経つにつれて悪と正義とが見えてくる。2人はクラモルガン家のアイデンティティを芯に困難を乗り越えていく。


夏の暑さを忘れるほどに私も脳内で冒険をした。それにしてもページ数と、登場人物とキリスト教と時代背景を調べつつ読み進めた。章ごとにあらすじと登場人物をメモして進んだので、時々わからなくなると見返した。

この本との出会いはAmazonプライムで見た映画「再会の夏」を検索し、「ブラジルの赤」の小説を知ったのだがたまたま価格が300円送料200円だったので買いやすかった。(o^^o)

23年前の早川書房初版、仏ゴングール賞受賞だが本の状態は極めて良好だつた。

夏休みの後半に同じように胸躍る小説は出てくるか? 10日余の適度な脳の疲労感は熟睡を誘った。作者ジャン=クリストフ・リュファンへの憧れが夢となって現れますように! ジャングルの植物の葉が重なり合い鬱蒼としている中に女性として艶やかな肌のコロンブが自由を手にして生きていく、これは読み手の想像に任された世界でもある。


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