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2025年11月の記事

2025/11/09

演劇「アイノカタチ」を観て

昨日は神奈川県立青少年センタースタジオHIKARIで演劇「アイノカタチ」を観てきました。

急な紅葉坂を歩き会場に入るとそこは日常とは別の世界です。昭和の歌謡曲懐かしのメロディが流れる中、開演のベルがなります。横浜大空襲の場面から始まりました。音響は大迫力です。登場人物の相関関係は事前に読んでおきました。どうも結婚するらしい。そして会場狭しと踊る演者たちの表情は明るい。横浜の70年代の若者の様子がフラッシュのように演じられていく。

特に山本リンダの「狙い撃ち」「どうにも止まらない」があの頃を象徴しているように思い出された。聞くうちにいつのまにか眼から涙が出てきた。あの頃テレビを見ながら父母と楽しく談笑したことなども思い出し。

私はいつもの読書の習慣から、その作品の趣旨や言いたいことは何なのかなど理屈で考えがちでしたが、演劇とはイメージで観るのだと気がつきました。全体を覆っているイメージを感じ取ることが快い感動を生むと思った。


私は11年パーキンソン病の夫の介護をしています。長野八ヶ岳の山小屋ではその病に良いと言われるカラオケを用意し歌った。ただ相棒はカラオケが嫌いなのではじめは小学校唱歌や童謡、ドイツの歌で試みました。ところが私は実は昭和の歌謡曲ポップスも好きだったので、私がハマり色々相棒に披露しました。上手いと言われた時もありました。2人で良く歌ったのは「ヨコハマたそがれ」

そのような経緯があって今回の山本リンダは感動したのです。


一緒に行った長女と帰りの坂道で「演劇を見ることで自分の感じる部分に触れて感動するのが良いのよ。」と鑑賞好きの彼女は言ってました。なるほど!


私は入院している相棒の精神的介護は続いています。全く寝たきりの相棒の手をさすりながら、ひどく泣きたいこともあります。結構我慢していました。昨日はその悲しみの関所が色々な場面、《コウロギ》《シャンソン》《どうにもとまらない》《カメラ》《横浜が見える時間》などの場面がデジャブになり、自分と相棒の人生に素直に感動し、涙が後から後から出て止まりませんでした。


因みに主役であった豊田豪さんは我が相棒、豊田芳州の従兄弟のご子息です。このような演劇のお仲間《劇団Q》とのご縁を大切に、これからの益々の活躍を祈っています。

感動をありがとう!

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