千葉旅と渋滞
ここ10日ほどの間に新しい経験と嬉しいことが4つほどありました。①娘夫婦との千葉の旅行、②渋滞にはまった時に泊まった旅籠屋、③家系図を書いたこと。④フィンランド映画「365日のシンプルライフ」の発想の転換が面白いことなどです。先に①と②について書いてみました。
最近我が家のプードル犬のココが寄る年波で旅行の時に動物病院に預けられなくなってきたので今回はそれぞれ3台の車で行きました。ココは車中泊です。そして今回は千葉にしようと計画しました。過ぎてみればどうということもない旅行なのですが親子3世代が一緒に行くという計画は簡単なようで大変なのです。それぞれ仕事や学校行事を外しお正月に集まった時に日にちだけは決めて、前回の伊豆は次女だったので今度は長女に計画を頼みました。
初めの日のランチを道の駅「富楽里とみやま」の網納屋で食べるということで集合しました。そして全員一致の海鮮丼は客が見えるところで板前が捌き、大きな切り身で満腹になりました。そこから30分ほどの佐久間ダム湖親水公園で河津桜のお花見をしました。土を踏みながらの散策にココも久しぶりに皆んなとロング散歩をしました。足の動きが悪くなった我が相棒なのですが、娘たちが居てくれると私も油断してスタスタ先に歩いてしまい子供たちに「オイオイオイ!、ママ!」何てことは言わないけどね。これも旅の良い思い出です。
ホテルは以前行ったことがあるので、手順は心得て犬連れの車中泊です。いつもの会食の時にはお酒も飲めないけれど今回は違い、皆んなで安心してビールもすすみます。ホテルが改築中でしたがお部屋はとても綺麗に広々となっていて、部屋付きのお風呂も大きく気持ちよく入れました。あくる朝の朝食のバイキングの時に意外と人が泊まっていたと気づきました。これは結構大変そうだと感じ帰りの渋滞が気がかりでした。そこで勝浦雛祭りは辞めて海際のお花を見ながらのゆったり走行に切り替えました。
ランチは房総最南端のイタリアン「オードリ・キッチン」こんな所に住みたいねなどという会話もちらついて美味しく食しました。そこを出るといよいよ渋滞の兆しあり。まず次女たちは計画の金谷久里浜フェリーで、長女は船橋に下道で渋滞にあったようです。
私たちはアクワラインの渋滞13キロがいつまでもニュースから消えないので、私1人の運転を気遣って、相棒が検索して旅籠屋というモーテルに泊まることにしました。ただし我が家はここでもココは車中泊にしたのです。
けれど明くる日に、庭で散歩をしているとホテルの方から注意を受けました。私は犬は断じて車の中に入っていたと言いましたが、犬が入れる部屋があるということでした。後でネットで調べましたがホテルの人の言っていたことがよくわかりませんでした。
もしかすると車の中で鳴いて近所の住宅から苦情が来る場合があるのかもしれません。うちは他犬の臭いが気になって絶対に室内には入れられないのですから、車中泊しかできません。ココを連れて、観光地の旅籠屋に泊まるという計画は図らずも消えました。ポワン!
もしかするとこれはお店と"相談"てことでしょうか 。ホテル代の安さとパンとコーヒーがとても美味しく、年金世代にとって侮れないものがありました。
そして明くる日は4年に一度の閏年の2月29日でその日を渋滞のためにもう一泊しちゃった何て私たちも自由になったのね〜と感慨深いものがありながらのアクアライン道でした。
家族が積み重ねていく年月には渋滞もノン渋滞もあるけれど、可能な時は出来るだけ一緒に心を重ねてその時間を共有したいと思いました。2人の婿殿は楽しい旅行だとニッコリ笑って、帰りのホテル前の駐車場で言ってくれたので老夫婦は眼から鶯の涙ほどの水滴が出たようです。
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